20日、中国外交部の華春瑩報道官は同日の定例記者会見で、台湾の新総統に民進党の蔡英文氏が就任したことに関する記者からの質問に答えた。

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2016年5月20日、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は同日の定例記者会見で、台湾の新総統に民進党の蔡英文氏が就任したことに関する記者からの質問に答えた。

まず、「蔡英文氏の就任演説についてどう評価しますか?」という質問に対して、「強調したいのは『一つの中国』の原則は国際社会に普遍的に認められており、この原則を堅持することは中国の発展と世界各国との関係において重要な政治的基礎・前提だということ」とした上で、「台湾でどのような変化が発生したとしても、中国政府は『一つの中国』を堅持し、『台湾独立』、『二つの中国』、『一中一台』に反対する立場は変わらない」とした。これに関連して、華報道官はロシア外交部が前日に「一つの中国」を支持するコメントを発表したことを称賛した。

続いて、「蔡英文氏は就任演説の中で、米国や日本を含む民主国家との協力を引き続き強化すると表明しました。日本も蔡氏の就任に歓迎を示しています。これについてどう評価しますか?」との質問には、「すでに述べたように、『一つの中国』を堅持することは中国の発展と世界各国との関係において重要な政治的基礎・前提である」と述べるにとどめた。また、「蔡氏は台湾の経済貿易協力における国際的地位を高め、他の民主国家と関係を強化するとも述べましたがどう評価しますか?」と質問されると、上記の発言を再度繰り返した上で「国交を樹立している国と台湾が民間の経済貿易の往来を行うことに異議はないが、われわれはそれらの国が台湾といかなる公的な往来、主権にかかわるまたは公的な性質の協議を行うことには断じて反対する」とした。(翻訳・編集/北田)