中国メディア・人民網は19日、先日日本の秋田県を訪れた北京の女子大学生2人が、ハートフルな旅行体験に「こんなに驚きが多いとは思わなかった」と感想を語ったとする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・人民網は19日、日本の秋田県を訪れた北京の女子大学生2人が、ハートフルな旅行体験に「こんなに驚きが多いとは思わなかった」と感想を語ったとする記事を掲載した。

 記事はまず、鹿角市のホテルに宿泊した2人が地元でしか味わえない朝食を提供され、そこにはさらに料理の起源や現地の飲食マナーを説明したカードも添えられていたと紹介。「このような心づくしのサービスは、秋田の飲食文化を理解する助けになるし、秋田の食材のPRにもなり、一挙両得と言える」と評した。

 また、同市にある鹿角森林にはセラピーロードが設けられており、五感の活用、自然回帰による疲労やストレスの緩和を図ることが可能であると説明。森林に入る前にはストレス測定やストレッチ運動も行われ、「こういったアクティビティが観光客の体験度をアップさせ、より良い評判を得ている」とした。

 そして、2人がまさにハートフルな経験をしたのが仙北市にある抱返り渓谷だ。「異国の旅において、知らない人から受けた挨拶は感動もの」としたうえで、道の狭さゆえすれ違う人びとが抱き合ったことが名前の由来とされるこの渓谷において、日本人の観光客たちが「知り合いであろうとなかろうと相手に挨拶をし、足元への注意を親切に呼びかける」様子に感銘を受けたことを伝えている。

 今回紹介された抱返り渓谷だけでなく、日本では登山やハイキングなどですれ違った人どうしであいさつをする習慣が浸透している。中にはそれが面倒、という人もいるようではあるが、心地よい自然に囲まれて爽快な気分になる中、見知らぬ人どうしでかわす短い挨拶は、決して気分の悪いものではない。そこには、旅の楽しみを分かち合おうという精神とともに、互いを気遣いあう気持ちも含まれているのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)