20日、中国のネットでは中国企業に三菱の買収を求める声があり、これに関連して、中国のポータルサイト・捜狐は「なぜ中国企業による日本自動車メーカーの買収は困難なのか」と題したコラムを掲載した。写真は北京の街で走る車。

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2016年5月20日、燃費偽装問題で窮地の三菱自動車に対し、日産自動車は2370億円で三菱の株式34%を取得すると発表しており、事実上三菱が日産の傘下に収まると伝えられている。これに関して中国のネットでは中国企業に三菱の買収を求める声もあり、これに関連して、中国のポータルサイト・捜狐は「なぜ中国企業による日本自動車メーカーの買収は困難なのか」と題したコラムを掲載した。

ボルボやMGなど、近年中国企業は海外自動車メーカーを買収しており、中国国内では日本自動車メーカーの買収を期待する声もあるが、その難度は非常に高い。

英国のジャガーやランドローバーが買収されたのはグルーバル展開が遅れたためと言えるが、日本メーカーはいち早くグローバル展開しており、トヨタやホンダ、日産はもちろんのこと、スズキやマツダ、スバルなども国際的に軽視できないほどの地位を獲得している。

さらに、今回燃費偽装問題が発覚した三菱は数年前から日産と協力関係にあり、トヨタとマツダも提携関係を結ぶなど、日本は自国メーカー同士のつながりが深い。日本の自動車メーカーは資金力が豊富で、メーカー同士の関係も強いことから日本の自動車メーカーが窮地に陥ったとしても国内で解決しようとする傾向にある。

加えて、中国企業の資本運用における手段や能力はまだ成熟しておらず、現状で日本の自動車メーカーを買収することは極めて難しい。日本が深刻な経済危機に見舞われない限り中国企業が日本自動車メーカーを買収することはありえないだろう。それよりもまずは自国の技術と品質を向上させ、国内市場で安定した地位を獲得できるよう努力するべきだ。(翻訳・編集/内山)