中国人旅行客が日本で温水洗浄便座や電気炊飯器、さらにはごく普通の日用品にいたるまで、日本でさまざまな製品を爆買いしたことが大きな注目を集めたが、こうした爆買いは日本に限定された事象ではなく、中国人は韓国や欧州などでも爆買いしている。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 中国人旅行客が日本で温水洗浄便座や電気炊飯器、さらにはごく普通の日用品にいたるまで、日本でさまざまな製品を爆買いしたことが大きな注目を集めたが、こうした爆買いは日本に限定された事象ではなく、中国人は韓国や欧州などでも爆買いしている。

 爆買いは必ずしも旅行客によるものだけでなく、その土地に在住する中国人が中国本土向けに転売することを目的に爆買いしているケースもある。そのため、一部では中国人が「買い占め」を行っているとして、中国人を排斥を訴える動きも生じているようだ。

 だが、日本では爆買いを歓迎する動きはあっても、中国人旅行客による買い物を拒否するような動きはまず存在しない。中国メディアの微頭条はこのほど、日本はなぜ中国人の爆買いを「恐れない」のかと疑問を投げかける記事を掲載した。

 中国でも「爆買い」という言葉は誰もが知る単語となっている。実際に日本で買い物したことのある中国人も少なくない。経済の基本として、買い手が多ければ品薄となり商品の値段が上がる。記事は、中国人が日本で「爆買い」することによる物価上昇や品薄をなぜ日本人が恐れないのか、独自の見解を綴っており、「日本は景気が悪く、在庫が大量に積み上がっていた」、「日本は生産能力が過剰」などと考察しているが、いずれも的外れとしか言いようがない。

 中国人旅行客による爆買いで一部店舗で品薄となることがあっても、長期にわたって品切れにならないのは日本企業がそれだけ生産・販売管理をできているからにほかならない。特に中国人旅行客にとって人気のある製品の在庫を切らせば、メーカーや販売店にとっては大きな機会損失につながるため、より念入りに管理が行われているはずだ。香港では中国人による爆買い、買い占めによって中国人排斥を叫ぶ声が高まったが、日本には中国人の爆買いくらいなら容易に耐えられる経済規模と管理能力があるということだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)