ヤマハ発動機(以下、ヤマハ)は、ドイツのシュツットガルトで開催される「O&S国際表面処理&コーティング専門見本市」に出展、同社の表面処理技術「SixONy」の高品質な仕上がりをアピールします。

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写真からも分かるように、「SixONy」の表面はまるで熟練工が手仕事で磨き上げたような高い質感で、単に「ピカピカ」というありきたりの言葉では表せないシットリとした仕上がりが目を引きつけます。

すでに「SixONy」はヤマハのスポーツバイク「MT-09」シリーズのエキゾーストパイプや、他社製カクテルシェーカー等に採用されていることからも、色々な分野に応用が広がりそうです。

たとえば自動車の内装に「SixONy」を利用すれば、高質のインテリアができあがると思われます。

「SixONy」はヤマハが独自に開発した技術で、厚さ数十ナノメートルの膜(Nano-Film)で構成されるアモルファス構造の酸窒化ケイ素(SiOxNy)セラミックス膜に由来する造語ということです。

700℃までの耐熱性、優れた耐食性、酸素・水分・塩素等に対する優れたバリア効果、金/青/桃/紫等多彩な発色、耐熱性の高い無色透明・絶縁膜など、表面処理膜として優れた性質を備えています。

今回の出展でヤマハは、「SixONy」の技術と採用例を紹介し、多分野への汎用性・発展性をアピールすることを計画しています。

本見本市には、欧米を中心に世界30ヵ国以上から300以上の団体と法人が参加。金属やプラスチック、ガラスへの表面処理技術や塗装、プラズマベース表面処理などの最新技術が紹介されます。

その多くは自動車から日用品まで、多くの工業製品に適用できる可能性を備えることから、製造業関係者に加え、商品企画に携わる多くの関係者に注目されそうです。

(山内 博・画像:ヤマハ発動機)

ドイツの専門見本市で展示されるヤマハのナノ膜コーティング技術「SixONy」がスゴイ!(http://clicccar.com/2016/05/20/372667/)