松岡修造の演技力がムダに高い!主演ドラマの可能性をテレ東プロデューサーに聞いた
 累計100万部を超える自身のカレンダー「まいにち、修造!」のごとく、いまやテレビで観ない日はない松岡修造。スポーツキャスターという肩書を超え、タレントCM起用社数ランキング(2014年)でトップになったり、明治安田生命が実施した「理想の上司」のアンケート(2016年2月発表)では池上彰と明石家さんまを抑えて1位になったりと、もはや無双とも言える活躍ぶりだ。

◆修造の演技力はムダに高い

 そんな修造(とあえて呼ばせていただく)にさらなる肩書が加わるかもしれない。それは、「俳優」。2012年から出演するファブリーズのCMにおける演技力が上がっていると注目されているのだ。

⇒【YouTube】ファブリーズ「驚く夫」22秒 http://youtu.be/kR8RTk_Lr7o

 Twitter上でも、「CMをやりすぎて演技力が上がっている」「元テニスプレイヤーにしては演技がうますぎる」といったツイートが後を絶たない。冗談半分ではあれ、修造主演のドラマを期待する声すらある。
 ドラマといえば、昨年6月、TBS系『中居正広の金曜日のスマたちへ』(当時のタイトル)の番組内で放送された修造主演のミュージカル風ドラマは、そのシュールすぎる演技や意外な歌の上手さ(ラップまで披露)が話題になった。過去にスポコン系ドラマに1話だけ解説者役として出たことはあるようだが、今後、本格的に役者としてドラマや映画に出演する可能性はあるのだろうか。

 深夜ドラマ・バラエティを幅広く手掛けるテレビ東京のプロデューサー・五箇公貴氏に、「俳優・修造」の可能性について聞いたところ、修造並みの熱量をもった回答が……。

◆修造は“パーフェクトヒューマン”

「たしかに修造はCMなどで役者顔負けの演技をしていて、セリフやキャラクターを完璧に作ってCMに臨んでいるという撮影秘話もよく目にします。でも、はたしてそれは“役”なのか。

 本人が役作りを完璧にしているのだとすれば、それはもはや我々凡人の領域を超えた、松岡修造という宇宙の中の内面的なところから出てくる芝居であり……(以下、アツすぎて省略)」

 つまり五箇氏は、修造は“修造役”を完璧に刷り込みすぎて修造役しかできないと考えているようだ。しかし、もし自分以外の役をやるとしたら、と聞くと……

「役作りを追い求めるあまり、とことんまでやるでしょうね。ヒール役の役作りのあまり犯罪に手を染めてしまう、とまではいかずとも、自身の正義感と役作りとのはざまで精神的な破たんを招いてしまう可能性もあるかもしれない。そのくらい修造は“パーフェクトヒューマン”だということです」

 そこで、五箇氏に修造主演で作品を作るとしたらどんなものになるのか考えてもらった。

◆超ド迫力! 吹き替えなし!『ファイトヒーローSHUZO』

「今『ナイトヒーローNAOTO』(金曜日24:12〜)というドラマをプロデュースしているのですが、これはEXILE、三代目J Soul BrothersのNAOTOがまさに本人役を演じるドラマになんです。だから今つくるなら、『ファイトヒーローSHUZO』かな(笑)。

 SHUZOは悪者が出てくると相手が根負けするまで徹底的に応援し、説得し続ける。あまりに根気強く応援し続けられた悪者は、最終的には修造の気持ちに根負けし、悪事半ばで心折れる。しまいには、自分が手を染めようとしていた悪事すらなんだったか思い出せない始末に。修造は自首を促し、物語は一件落着。というストーリーです。

 ヒーローものにつきものの乗り物も、もちろん動力源はSHUZOの応援から産み出されるクリーンエネルギーをガソリンにしたEV。クラクションを推すと『圭! 圭!』という警笛音を発します」

……。プロにここまでアツく語らせるとは、さすが修造。ちなみに、ヒロインは修造の妻の恵美子さんだという(彼女は元テレビ東京のアナウンサー)。五箇氏の勢いは止まらず、ドラマのキャッチコピーまで考えてくれた。

超ド迫力! 吹き替えなし!
SHUZOによる見応えたっぷりの説得シーン

「皆さん、『ファイトヒーローSHUZO』テレ東での実現に向け“応援”よろしくお願いいたします」と五箇氏。これは、みんなで“応援”するしかなさそうだ!

【五箇公貴 プロフィール】
テレビ東京のドラマ・映画プロデューサー。『リバースエッジ大川端探偵社』『怪奇恋愛作戦』『メンズ温泉』などの深夜ドラマ・バラエティから、『キス我慢選手権』『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』などの番組の映画化まで幅広く手掛ける。

<TEXT/ツジコエリコ>