19日、中国語映画に著作権獲得ブームが起きており、日本の推理小説が人気となっている。

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2016年5月19日、日本の推理小説は漫画と同様、日本の大衆文化として欠かすことのできない要素の一つである。日本の推理作家はその数の上でも多く、映画化やドラマ化されることが毎年最大のトレンドのようになっている。ここ数年を見てみても「ソロモンの偽証 前・後編」と「私の男」はいずれも雑誌「キネマ旬報」の年間ベストテン入りしており、先立って上映された東野圭吾の「天空の蜂」や伊坂幸太郎の「グラスホッパー」にも名監督や名優が集結している。また、今後も吉田修一の「怒り」を原作とする同タイトルの映画に渡辺謙と森山未来の出演が決まっており、横山秀夫の「64(ロクヨン)」も日本で上映が始まっている。

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ひるがえって中国の映画界を見てみると、ここ2年ほどは「日本の推理小説」の著作権を買い取り、リメイクして中国映画を作るのがトレンドとなっている。まず先頭を切ったのは当然ながら人気作家の東野圭吾。小説3作品がすでに製作段階に入っている。また、大盛国際が買い取った島田荘司の「夏、19歳の肖像」は同タイトルで映画化され、他作品に先駆け7月8日に公開予定だ。この作品は著作権買い取りのトレンドの中で一番最初に一般公開される作品となる。

ある人気プロデューサーは「日本の推理小説を中国映画にリメイクするブームが起きることは間違いないと思う。事実、1970年代から80年代にかけて日本の映画作品のいくつかが中国に与えた影響は少なくない。映画『君よ憤怒の河を渉れ』やドラマ『赤い疑惑』などの有名作品は当時、空前の大ブームとなった。その後、両国の政治経済などの原因でこのような文化交流はぐっと少なくなり、溝も深まってしまった。しかし民間での交流は途切れることなく、日本の漫画やアニメ作品はインターネットなどを通じて常に中国に伝わっていた。中国の若い観客たちはこういった二次元のものを好んで見ているため、作品そのものを鑑賞し、そういったこだわりはないと思う。そういう背景もあり、多くのインターネット会社や映画会社が日本文化に焦点を当て、このような作品を作ろうとするのだと思う」と分析した。(提供/人民網日本語版・編集TG)