痛〜い「靴擦れ」が出来ない為の10の予防法と靴選びのポイント

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お気に入りの靴を履いて出掛けるのって気分があがりますよね。特に新しく靴をおろした日は、格別な気分になるもの。ですが、テンション高く歩き回っているうちに、「靴ずれが痛くてもう歩けない……」なんて惨事もよくありますよね?

この靴ずれ、別に命に別条があるわけではありませんが、本当にストレス。上手に予防したり、すぐに治したりする方法はないものでしょうか?

そこで今回は、英国最大の健康情報サイトである『NHS choices』や国立医学図書館(米国)、米国整形外科学会の情報を参考に、靴ずれの原因や予防法、上手な靴の選び方、対処法などをまとめたいと思います。

 

■1:靴ずれの原因は? 

そもそもこの“靴ずれ”、一体どうして起きるのでしょうか?

<靴が足に合わずに擦れて傷ができること。また、その傷。>(大辞泉より引用)

と辞書にある通り、歩くたび、あるいは動くたびに足に合わない靴と皮膚がこすれて傷ができてしまうのですね。その意味では、当たり前の話ですが、

・足に合わない靴

・長く歩く(激しく動く)

といった2つの条件が重なると、靴ずれのリスクが大きくなります。

また、ちょっと意外な原因として米国国立医学図書館によれば、“太り気味や肥満”も原因の1つとして挙げられています。体が重いと歩くたびに足に余分な負担が掛かります。その結果、靴と足の摩擦も大きくなってしまうのですね。

実際に肥満、あるいは肥満気味の方に実情を聞いてみると、靴ずれは共通する悩みの1つだと教えてくれました。体重が思いと、ちょっとした距離を歩くだけで、すぐに靴ずれができてしまうという声も……。

 

■2:靴ずれの予防法は?

では、靴ずれを予防するにはどうすればいいのでしょうか? 上述の原因をふまえて考えられる方法としては、

(1)足に合った靴を選ぶ

(2)歩きにくい靴で長距離を歩かない(激しい運動はしない)

(3)適正な体重を維持する

といった方法が挙げられます。(1)の“足に合った靴の選び方”は後にまとめるとして、靴と皮膚の摩擦を和らげるという意味では、

(4)厚手の木綿ソックスを履く

(5)靴下を履けない(履きたくない)場合は、見えない靴下を履く

といった方法もあります。靴下には、靴との摩擦を軽くしてくれるだけでなく、靴下そのものが汗を吸収してくれるという効果も。

ちなみに、皮膚が汗で湿ってしまうと、靴との摩擦はより大きくなると知られています。靴そのものが汗をたくさん吸って湿った場合も、その分だけ摩擦も大きくなります。

その意味で、

(6)靴を素足で履かない

(7)靴下・靴は1日の途中で履き替える

(8)毎日同じ靴を履かない

といった点も大切になってきます。特に温かい時期、汗の出やすい春夏は、靴ずれになりやすいとされています。靴下や靴の交換は小まめに行いたいですね。

また、靴そのものに施す対策として、

(9)靴クリームを塗って革を柔らかくする

(10)中敷きを敷いてクッション性を高める

といった予防法も知られています。

 

■3:靴ずれを防ぐ上手な靴の選び方は?

では、いざ靴を選ぶときには、どのような点に注意すればいいのでしょうか?

靴にもいろいろと種類がありますし、特に女性の場合はさまざまなタイプの靴を履く機会があります。一概には言えない部分もありますが、米国国立医学図書館によれば、

1. フィット感が高いもの(かかとのフォルム、幅、高さが合っているか、足に食い込んでくる部分はないか)

2. 土踏まずのアーチがしっかりと確保されていて、クッション性が高いもの

3. 履いたときに、つま先の周りがゆったりとしているもの

4. つま先の細い靴やヒールの高い靴は選ばない

といった点が挙げられています。米国整形外科学会からはさらに、

5. 足を靴に入れたとき靴の先端と一番長い足指との間に1cmちょっとのスペースがある

6. 靴の中で指先がくねくねと自由に動く

7. 歩く距離が長い人は5cmを超えるようなヒールの靴は履かない

8. パンプスは足の甲をしっかりと支えるストラップやバックル付きのタイプを選ぶ

といった注意点が紹介されています。

また、厚生労働省によれば、靴の“屈曲性”も重要だとか。靴の屈曲性とは靴底の柔らかさです。何でも全体に柔らかければいいと言うのではなく、

9. 足先の部分だけが「く」の字に曲がって、他の靴底全体はがっちりと硬い

状態がいいとされています。併せて参考にしてみてください。

 

■4:靴ずれを治す方法は?

靴ずれの原因を知り予防法を心がけて、適切な靴を選んだつもりでも、新品の靴などはどうしても靴ずれしてしまいます。

仮に靴ずれをしてしまった場合は、どうすればいいのでしょうか? 原則的に言えば、

(正)自然に回復を待つ

といった治療法が結局はベストだといいます。逆にNGの対処法として、

(誤)水ぶくれを針などで破る

(誤)めくれた皮膚を自分でむいてしまう

といった方法は要注意です。自然な回復プロセスを自分でいじってしまうと、かえって治りが遅くなったり、感染症のリスクが高まったりすると言います。傷が治るまでは、

(1)靴ずれを起こした靴を履かない

(2)靴ずれの場所には、ばんそうこうを張っておく

(3)靴ずれの場所が大きい場合は、ガーゼを当ててテープで止める

といった処置を行ってください。直接触ると痛い場合は、

(4)ガーゼをドーナツ型に切って、傷口を取り囲むように当てる

といった方法もあるとか。痛みが我慢できないときは、

(5)靴ずれの患部を冷やす

と、痛みが軽くなる場合もあります。自宅でケアする場合には意識してみてください。

 

以上、靴ずれの原因や予防法、正しい靴の選び方、対処法などをまとめましたが、いかがでしたか?

「私はネットで靴を買っている」という人もいるかもしれませんが、靴選びだけはお店に出かけて、お店の人に正しい靴選びを手伝ってもらってくださいね。

(ライター 坂本正敬)

 

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【参考】

※ Suffering for Fashion: Rethink Shoe and Bag Choices - American Academy of Orthopaedic Surgeons

※ Foot pain : MedlinePlus - National Library of Medicine

※ Blisters - NHS choices

※ 職場での転倒事故を減らしましょう! - 厚生労働省 福井労働局

 

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