ザック解任…昨季4位チームが10位と出遅れサポも抗議繰り返す

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 元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が北京国安の監督を解任された。クラブからの公式発表はないが、中国『新華社通信』や同氏の母国イタリアの『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが報じている。

 14年夏に日本代表の監督を退任後は休養に充てていた同氏だが、今年1月に北京国安の監督に就任して現場復帰。ブラジル代表MFレナト・アウグストやトルコ代表FWブラク・ユルマズを獲得するなど、“爆買い”と注目された大型補強を繰り返す他クラブに劣らない補強で新シーズンに臨んだ。

 しかし、昨季4位を率いた同氏だが、9試合を終えた現在、2勝3分4敗で勝ち点9の10位で低迷。出遅れたことで手腕を疑う声が噴出し、『新華社通信』によると、18日の河北華夏戦を0-2で落とした後も、サポーターの抗議に遭っていたという。このような抗議は2度目だったとも伝えた。