中国では近年、健康意識の高まりとともにランニングやマラソンを趣味とする人が増えている。中国の各都市でマラソン大会も開催されるようになったが、中国人ランナーにとって日本のマラソン大会への参加は「憧れ」でもあるようだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国では近年、健康意識の高まりとともにランニングやマラソンを趣味とする人が増えている。中国の各都市でマラソン大会も開催されるようになったが、中国人ランナーにとって日本のマラソン大会への参加は「憧れ」でもあるようだ。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、中国の市民ランナーに対し、春に日本のマラソン大会に参加できなかったのであれば、秋に開催される大会は「決して逃してはならない」と訴えかけている。

 記事がこう訴えるのは日本のマラソン大会への参加は素晴らしい体験だと実感しているためだろう。「もし非の打ち所のない日本の大会を体験したかったら、そして日本文化の特色を味わいたかったら、この秋は絶対に逃してはいけない!」と中国の市民ランナーに呼びかけている。記事の筆者は京都マラソンにも参加したことがあるようで、同大会の運営スタッフたちの仕事の緻密さに「このうえなく敬服した」と回想している。さらに「日本の大会に参加したことのあるランナーは、例外なく日本の大会にすばらしい印象を持っている」とし、日本国内で開催されるマラソン大会の運営の質の高さを絶賛した。

 また記事は「日本文化の特色を味わえる」事例として、学ラン姿の団員「青空応援団」の声援を受けられた京都マラソン2016、完走者にティファニーペンダントをプレゼントした名古屋ウィメンズマラソン2016、満開のさくらを楽しめた日立さくらロードレース2016を紹介。

 もしこれらの大会を逃したことを「残念」あるいは「恨み」に感じているなら、「まだ秋の大会を体験するチャンスがある」として、記事は北海道マラソン2016、大阪マラソン2016、神戸マラソン2016を紹介。北海道は中国でも人気の映画「Love Letter」や「狙った恋の落とし方。」の舞台であり、中国人にとって人気の観光地でもある。また、大阪は補給食のレベルが高すぎて、筆者の友人ランナーがかつて「食べ過ぎて走れなくなった」ほど、ご飯が美味しい場所と紹介。またもし神戸で牛肉を食べたら「今まで食べた牛肉は実は牛肉でなかったと感じるだろう」と説明している。

 記事は日本のマラソン大会は運営が「非の打ち所のない」ことに加え、各大会への参加を通じて、日本文化の特色を味わえることについて称賛し、中国の市民ランナーに参加を訴えかけている。記事から伝わってくるのは「日本のマラソン大会は本当に楽しい」という心からのメッセージだ。日本のマラソン大会は日本のマラソン文化の発展と密接に関係している。大勢の大会スタッフだけでなく、開催地の人びとのマラソンに対する良き理解と協力が、中国の市民ランナーたちの心からの称賛を生む運営を可能にしている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)