ライチ種飛ばし大会で豪華賞品も!名物グルメ満載の台湾フェスティバル(TM)開催

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スパイシーで甘辛い肉そぼろをかけた「魯肉飯(ルーローハン)」や、ふわふわの口当たりで大人気となった「かき氷」など、おいしい台湾メニューは私たちの食生活でもおなじみの味。そんな台湾の食文化を通して、日本と台湾の交流を深めるイベントが開催されるそう。

2016年5月28日(土)と29日(日)の2日間、隅田区の「錦糸公園ふれあい広場」では「台湾フェスティバル(TM) 日台食文化交流 2016」を開催。会場では台湾料理をはじめドリンクやスイーツなどを提供する飲食ブースが約8店、さらに、かわいい台湾の雑貨やアクセサリー、工芸品や食材などを販売する物販ブースが8店、出店する。

「台湾では、国民2000万人のうち1割がベジタリアンと言われているほど、ベジ文化が進んでいます。今回も、大豆など植物を原料にした唐揚げ風のメニューなどが登場の予定ですが、素材は植物性でも味付けがしっかりしているので満足感がありますよ。もちろん、柔らかく煮込んだ牛肉をのせた牛肉麺(ニュウロウミェン)や台湾そうめんの麺線(ミー・スゥァー)など、台湾のソウルフードも召し上がれます」と、台湾フェスティバル(TM) 日台食文化交流実行委員会の岡田さん。

写真は、小豆や穀物などをトッピングした台湾の伝統的なかき氷(イメージ)。台湾グルメの好きな女子には、食べたいメニューがあれこれ見つかりそう。

同イベントのメインコンテンツとなるのは、「台湾ライチ種飛ばし大会」。今年は、両日とも10時から16時まで大会が行われ、各日先着500名まで参加できる。参加費は1人500円で、受付は9時から15時まで。

メンズクラス、レディースクラス、ジュニアクラスがあり、それぞれの部門の優勝者にはライチ6kg、2位はライチ3kg、3位はライチ1kgの賞品を各日贈呈。さらに、2日間を通していちばん飛距離の長かった総合優勝者には、台湾往復のペア航空券も!

競技に使うライチは、最高級ライチの「玉荷包(ギョッカホウ)」。あの楊貴妃が好んだと言われる品種で、収穫時期が短く、とても貴重なフルーツなのだとか。食べて遊んで、もしかしたら賞品もゲットできちゃうかも。


料理屋台のほかに、雑貨や工芸品などを販売する「台湾マーケット」も登場。こちらでは、台湾のお茶文化を楽しめる「茶器セット」や台湾料理に欠かせない調味料などもも揃う。

また、一角に設けられた遊戯スペースには、台湾の伝統的な移動式の夜市を再現した、写真のような「風船ダーツ」コーナーも設置。風船を全部割ると、上に飾られた人形などがもらえるそう。

ステージでは台湾の伝統的な歌や踊りをはじめ、台湾と地元・隅田区それぞれの「ゆるキャラ」による交歓タイムなど、多彩なプログラムが行われる。台湾の原住民・泰雅(タイヤル)族と、輪になって一緒に踊るコーナーもあるとか。この機会に、なかなか会えない原住民族の人たちと直接ふれ合うのもいいかも。


期間中には、台湾ならではのワークショップも体験できる。随時開催される「不思議な果実!愛玉子(オーギョーチー)もみもみ体験」(大人500円)は、いちじく科のフルーツ「愛玉子」の種を袋に入れ、水の中で揉んでゼリーのように固まるのを体験するもの。(写真)この種は、会場内のマーケットでも購入できるので、作り方を覚えて、自宅でも再チャレンジしてみては。

また、台湾の高雄市から直送される各日数量限定のパイナップル「金讃(きんさん)」の即売も見逃せない。「このパインは芯までやわらかく、ジューシーで甘いのが特徴です。カットフルーツとして1皿300円程度で販売の予定です」(同)

台湾料理やトロピカルフルーツなど、おいしい台湾を満喫しながら、種を飛ばしたり原住民と踊ったり…週末の文化交流を楽しんで。