探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情をご紹介。

ひと言で「浮気」といっても、その内容は十人十色。パートナーがいる彼ら、彼女たちはどんなきっかけで、どんな相手と出会ったかという詳細は語られないものです。そこで、美人探偵・山村佳子がその事件簿から詳しく解説します! 

浮気がバレた後の夫婦関係、浮気調査で何を調べるのか、知られざる実態をご紹介!

今回の依頼者は、なんと明け方の4時に「彼が絶対、浮気しています」と依頼の電話をかけてきてくださった、奈良橋ミツキさん(仮名・35歳)。そのときは私も張り込み中だったので、いったん電話を切り、その日の夕方に私たちの事務所でカウンセリングの約束をしました。

ミツキさんは静岡県にある超セレブな病院の看護師。交際相手は隣の市の病院に勤務する医師で、同棲して2年になるといいます。

カウンセリングに横浜にいらっしゃった彼女は、きりっとした声からは想像もつかないほど、ぱっちり二重のカワイイ系の容姿。体型もかなりふっくらしていて、レース系のドーリーなワンピースをまとっていました。メイド服を思わせる、ノスタルジックな甘いファッションはミツキさんの雰囲気にピタッとハマっていて、“この女性はかなりモテる!”と直感。ブランドを聞くと『Axes femme』が好きだと言います。

「私、彼とは絶対に結婚したいんです。彼はサッカーの内田篤人選手にそっくりで、超好みの顔なんです。そして、私のことをとても愛してくれます。けれど、私自身も実はけっこうモテるから、他の先生とも時々デートしているんです。ハッキリ言って、私たち医療関係者は、恋愛上級者が多いと思います。周りが好きなようにしているから、遊びならいいかな〜って気持ちになっている部分もあります」

不規則な生活同士、お互いに交換しているモノとは?

ミツキさんの浮気相手も医師だとのこと。

「それで私たち医療従事者カップルは、勤務時間が不規則なので、お互いの勤務表を交換して予定を合わせているのですが、昨日は彼が夜勤だというから別の男性とデートしていたんですよ。さすがにおうちデートというわけにもいかないので、私たちの住んでいるエリアにひとつしかないリゾート系の施設に遊びに行ったんです。そしたら、そこに彼のクルマが停めてあってビックリしました」

電話をかけてきたのは、その施設を出てすぐだったといいます。ちなみに、ミツキさんは相手の男性のクルマに乗りそこに行ったので、彼にはバレていないと自信満々に語ります。

「今後もあることなのですが、私が彼の浮気を知るのはいいのですが、私の浮気がバレたら本気でヤバいんです。ウチの親も彼のことを気に入っているし、彼の親も私のことは娘みたいにかわいがってくれて、いい関係を築けていると思います。だから、私から先に関係を壊したとは絶対に思われたくありません」

今まで、さまざまな調査に行っていて感じるのですが、静岡県は比較的コンサバな考え方の人が多いようにも感じる街です。東京や横浜で依頼をうけた不倫案件で、多くのカップルが旅行に行くのは静岡県が多い。だから首都圏で活動している探偵は、伊東、湯河原、熱海といった温泉地にかなり詳しい人が多いです。張り込みの待機は、ファミレスなどで行ないます。周囲から聞こえる会話で、その街のカルチャーもなんとなくわかってきます。静岡県で同棲を2年間もしていて、結婚しない理由がどこにあるのかを考えながらお話を聞いていたのですが、そういう私の考えを見透かすように、ミツキさんが先に話し始めました。

「私は実はバツイチで、前の夫も医師だったのですが、私の浮気がバレて離婚しているんですよ。結婚したのは25歳で、離婚したのは28歳です。幸い子供はいなかったこともあって、慰謝料ゼロで協議離婚。前の夫は、ずっと受験勉強ばっかりしていたようなタイプで、熱烈にプロポーズされて結婚しました。でも、束縛がキツイし、ホントに何するか分からないくらい怖い人で……あ、ちなみに元夫は麻酔科の医師でした。結婚生活末期なんて、1時間に1回はどこにいるかメールしなくちゃいけなかったし、夜勤も禁止してきたんですよ! なんというか、束縛されるほどに自由になりたくなるのが人間じゃないですか」

束縛から逃れたい、そういう気持ちになって、他の恋愛に走る人は少なくありません。先日、調査したある男性も、束縛が激しい奥様(スマホはもちろん、手帳やバッグも毎日チェック、会社に在席確認電話をかけてくる)から逃れるように、上京したての20代前半の女性と不倫していました。きっとミツキさんも結婚当時は“逃れたい”という気持ちだったと拝察します。

「でも、コソコソ隠れて恋愛するのはスリリングだし、クセになるんです。気が付けばそれが目的化してしまって……。でも、私がどんなにワガママを言っても、相手にしてくれる彼はとても大切。なんというか、私の浮気はいいのですが、彼が先に浮気をしたことにしたいのです。私たち、結婚しているわけじゃなくて、同棲して2年で、しかも婚約しているわけでもなんでもないんです。それなのに調査をお願いすることなんてできるんでしょうか? でもだからこそ、慰謝料目的ではなく、彼がホントに浮気しているかどうか、そして彼の行動パターンをただ単に知りたいだけという依頼でも大丈夫でしょうか」

ミツキさんはかなり心配そうでしたが、もちろん任せてくださいと調査をすることにしました。

彼はミツキさんがワガママを言うほど、相手にしてくれるという理想的な男性で、友人からもうらやましがられているそう。(写真はイメージ)

 ※本連載の内容はプライバシー保護の観点から、体験内容を変えない程度に一部書き変えております。

ウッチー似の彼が女性をメロメロにさせるあるパーツに、探偵も驚き! 浮気相手と遊びに行った意外な場所とは? 〜その2〜に続きます!

■プロフィール

 山村佳子

夫婦カウンセラー、探偵。JADP認定 メンタル心理アドバイザー JADP認定 夫婦カウンセラー。神奈川県出身。フェリス女学院大学卒業。大学在学中に、憧れの気持ちから探偵社でアルバイトを始め、調査のイロハを学ぶ。大学卒業後、10年間化粧品メーカーに勤務し、法人営業を担当。
地元横浜での調査会社設立に向け、5年間の探偵修業ののち、2013年、リッツ横浜探偵社設立。依頼者様の心に寄り添うカウンセリングと、浮気調査での一歩踏み込んだ証拠撮影で、夫婦問題・恋愛トラブルの解決実績3,000件を突破。リッツ横浜探偵社 http://www.ritztantei.com/