現在放送中のドラマ『お迎えデス。』で福士蒼汰さんとのキスシーンも話題になった、2016年一番注目株のイケメン俳優・竜星涼さん。


5月21日に公開される映画『シマウマ』では主演を務め、これまで見ることのなかった強面の男の側面を存分に見せてくれています。

傷ついた心を回収する仕事“回収屋”として、裏社会にズブズブはまっていく主人公竜夫(通称ドラ)を熱演した竜星さんに、根掘り葉掘り聞きたいことを何でも聞いてまいりました!

Q:まもなく公開になりますが、改めて振り返って、どのような役でしたか?

竜星涼(以下、竜星):僕が演じる竜夫は、周囲に巻き込まれて回収屋の“ドラ”になっていくんです。生い立ちなども含めて、自分が共感できる部分は少ないかなって思っていたんですけど、いざ演じてみると、必死にもがいて生きている奴なんですよ。人に認めてもらいたいという気持ちを持っているところは、自分もわかるなと思いました。

自分の存在意義や価値を認めてもらいたいという思いは、どこの世界でも共通していると思うんです。やっぱり男だし、ちょっと恰好つけたいじゃないですか。恰好つけたいから強気でいきがってみせて、そうしないと弱い自分を守れないという感じが、自分にも当てはまる部分は少なからずあるんじゃないかなと思ったりしました。もちろん全部が全部ではないですけどね。


(c)2015東映ビデオ

Q:撮影はおよそ1年前に行われたと聞きました。

竜星:そうなんです。1年前の自分を見ているようで恥ずかしかったりもしますが、でもあのときにしか出せなかったものがあったな、と感じるんです。今ならもう少しうまくやれるかもしれないという気持ちもありながら、粗削りさや必死さみたいなものは、1年前にしか出せなかったのかな、と。ある種、ギラついていた僕の内部が、ドラの人間っぽさにつながったのかなと振り返って思いました。


Q:なるほど。一見、奇抜なキャラクターですけど、竜星さんの言葉をもってすればまた違った目で作品が見られそうですね。

竜星:一般的に『シマウマ』は、狂気性のようなものが最初にフューチャーされるところだと思うんですけど、多少なりとも人間の弱さみたいなものが出ればいいなって思って演じていました。

特に、竜夫はもともと普通の社会でチンピラのように生きていて、途中から裏社会の回収屋・ドラとして生きていかなければいけなくなった経緯があるので、その移り変わりの瞬間、ちょっとした葛藤を垣間見せることができればと思っていたんです。葛藤があるから、狂気も立ってくるのかなと僕は感じたんですよね。

Q:回収屋という職業自体はどう捉えましたか?

竜星:社会としていい・悪いで判断してしまうと、すぐに結論が出てしまう話だと思うんです。それは置いておいて、僕としては、回収屋というもの自体を認めるつもりもなければ、よくないと思う反面、絶望を味わった人間には回収屋の存在が救いになっているかもしれないと。

変な話、恨みを持っている人の気持ちを代弁してくれるわけなので。皆が口にして言わないだけで、心で思っているところを浮き彫りにしている職業なのかな、と考えていました。だから、演じていても「わかるっちゃわかるよね」と感じる中でやっていました。


(c)2015東映ビデオ

Q:キャッチコピーに「ダークヒーロー」という表現がありましたが、まさにその通りというか。

竜星:当てはまるな、とは思います。依頼する人がいるってことですから。その人にとっては救われることなので、考え方は人それぞれですよね。難しい……。

Q:ドラは「足を踏み入れたらダメかもしれない」と思いながらも身を落としていくわけですが、竜星さんにとって「ダメだけどやめられない」こととか、ありますか?

竜星:(笑)。ダメだよねって思ってるから、なかなか言えないんですけど(笑)。


前半のインタビューはここまで!

後半では、竜星さんの「ダメだけどやめられない」ことを語っていただきました! もちろん、Nosh読者へのメッセージもありますよ♡

映画『シマウマ』は、5月21日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか、全国ロードショーです。(取材・文・写真:赤山恭子)

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