実写版映画「テトリス」、8,000万ドルの制作予算を獲得

写真拡大

ゲーム「テトリス」を実写版SF映画にする構想が着実に進展している。中国のメディア王が共同制作者となり、すでに8,000万ドルの制作予算を獲得。3部作として2017年の撮影開始を予定しているという。

「実写版映画「テトリス」、8,000万ドルの制作予算を獲得」の写真・リンク付きの記事はこちら

ストーリーのないゲーム「テトリス」をベースにした実写版「SF」映画の制作計画があることについては、2014年にすでに報じた(日本語版記事)。

しかし、このプロジェクトが構想段階から永遠に抜け出せないものになるのか(「Asteroids」や「Spy Hunter」のように)、あるいは、正真正銘の超大作になるか(有名なボードゲームから生まれ、3億ドルの興行収入をあげた2012年の映画「バトルシップ」のように)については、当時は予想すらできなかった。

5月18日(米国時間)、後者の可能性を高めるようなニュースが飛び込んできた。Threshold Entertainmentが8,000万ドルの制作予算を確保したと発表したのだ。

Thresholdのラリー・カサノフはこれまでにも、ゲームの映画化にかかわった経験を持つ。1995年には「モータルコンバット」をかなりまともな映画に仕上げ、7,000万ドルの興行収入を得ている。

共同制作者には、2015年後半に16億ドル規模の基金を立ち上げたアジアのメディア王、呉征(Bruno Wu)の名が挙っている。そのため、少々の予算超過には耐えられるだろう。

「Deadline」サイトはカサノフ氏の発言として、中国の俳優を使い、中国で2017年に撮影する予定だが、「世界中で公開される世界レベルの映画をつくることが目標」と伝えている

また、この映画は3部作の序章になる可能性があり、筋書きは「皆さんの予想とは全く違うものになるでしょう。クールなサプライズを期待していてください」とカサノフ氏は述べている。

カサノフ氏は2014年9月、『Wall Street Journal』紙の取材に応え、「ブロックが次々と落ちてくるような映画ではありません。ゲームのような光景は氷山の小さな一角にすぎず、映画は銀河間という壮大なスケールに発展します」と説明している

テトリス・カンパニーの親会社で、そのライセンスを扱うブルー・プラネット・ソフトウェアのマヤ・ロジャースCEOは興奮を抑えられないようだった。「ちょうどゲームそのもののように、すべてのピースがうまく収まり、テトリスをベースにした壮大なSFスリラーが映画館で公開されることになりました」