1日だけ黒髪にしたい…を何度も繰り返すのは髪に悪いの?

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就職活動や冠婚葬祭など短期間、髪を黒く染める必要があるケースでは一日染めが強い味方になります。始業式に間に合わなかった時に活用したという方も多いでしょう。
しかし何日も繰り返し施すことには問題点もあります。一日染めのダメージの原因と対策方法をご説明します。

おススメの黒染め方法は「カラースプレー」

まず髪を黒く染めるには「カラースプレー」「ヘアカラー」「カラートリートメント」「ヘアマニキュア」の4種類の方法が考えられます。
一日だけ黒髪にするのであれば、髪へのダメージの少なさや手軽さを考慮すると「カラースプレー」がもっとも適しています。
しかし髪へのダメージが少ない「カラースプレー」といえど、髪にノーダメージではありません。

カラースプレーの髪染めの仕組み

まずカラースプレーでの髪の色付けの仕組みを説明します。
カラースプレーは、着色料をスプレーで噴射し髪に直接ふりかけ、髪に着色料をコーティングさせ黒く見せます。
そのため正確には髪を染めている訳ではありません。シャンプーで洗い流すと、もとの髪の色に戻ります。
ヘアカラーのように髪を脱色してカラーを入れるのではないため、髪へのダメージは少なく抑えられます。
よってカラースプレーは、黒染を繰り返し施すのに最適な方法に間違いないです。

一日染めを続けることの髪へのダメージ

カラースプレーの着色料は糊のように固まる性質を持った成分が配合されています。
そのため髪に振りかけると、髪の周りに膜が張られたような状態になります。
またカラースプレーは頭皮にも詰まりやすいです。最悪、頭皮への栄養補給にも悪影響が出る場合も考えられます。
このようにカラースプレーを施した状態は、髪や頭皮にとって、ものすごくストレスがかかった状態です。
そのためカラースプレーを施した際には、必ずその日のうちにシャンプーで綺麗に洗い流す必要があります。

一見ダメージレスに思えるカラースプレーも何度も繰り返すと髪への悪影響は大きくなります。
髪へのダメージを少なくするためには、カラースプレーをつけている時間をできる限り短くすることです。
こまめにシャンプーをおこない髪へのダメージを最小限に抑えましょう。