18日、台湾・蔡英文氏が新総統に就任する20日に予定されているパーティーに、服役中の陳水扁前総統夫妻が招かれ物議を醸していたが、陳前総統の事務所はパーティーには出席しないと発表した。写真は台湾の総統府。

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2016年5月18日、台湾・蔡英文(ツァイ・インウェン)氏が新総統に就任する20日に予定されているパーティーに、服役中の陳水扁(チェン・シュイピン)前総統夫妻が招かれ物議を醸していたが、陳前総統の事務所はパーティーには出席しないと発表した。

陳前総統は収賄などにより懲役20年が言い渡され、2010年から服役している。15年には病気療養のため仮釈放となり、今月初めに8月4日まで自宅療養の延期が認められたばかり。台湾・聯合晩報によると、パーティーの招待状は台湾の総統府が発行したもので、蔡次期総統の署名入りだった。陳前総統が招待を受けたことに対し国民党内部から反対する声が多数上がり、蔡次期総統にも批判の矛先が向けられた。

招待を受けた陳前総統の事務所は18日、「医療チームは、パーティーに出席することで陳水扁の病状回復にプラスになるため、招待に感謝している。ただ、出席することで非理性的な報道やマイナス要素が発生すると思われ、(蔡次期総統の)好意に反する結果になってしまう」とし、欠席することを決めたと述べた。(翻訳・編集/内山)