中国メディア・捜狐は17日、「日本の作業服が、ファッション性において発展していることについて、感服しないわけにはいかない」とし、日本国内でファッション性を追求した医療用ウェアのデザインが登場していることを評価する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・捜狐は17日、「日本の作業服が、ファッション性において発展していることについて、感服しないわけにはいかない」とし、日本国内でファッション性を追求した医療用ウェアのデザインが登場していることを評価する記事を掲載した。

 記事は、近ごろ日本で「スタイルから組み合わせまで、それぞれが独特で新鮮」な医療用ウェアが出現していると紹介。豊富な経験を有するデザイナーによるデザインは、細部までしっかり考えられているほか、裁断にも非常にこだわりが見られるとし、「革新的なスタイルと極めて簡素なデザインが、医療用ウェアのファッション性への注目を呼び起こした」と評した。

 また、これまでの医療用ウェアの多くは、既存のデザインにアレンジを加えただけのデザインであり「すでに人びとに対して一定の審美的疲労感を生んでいた」と説明。ファッショナブルなウェアの登場を、ますます多くの医療スタッフが歓迎していると伝えた。その一方で、「ダサさがあるからこそ味がある」、「本来、衣服や体に薬品や血、汚物が付着するのを防ぐためのもの。ファッション性など必要ない」という意見も出ていることを併せて紹介している。

 この状況に対して記事は、「議論が起きるということは、注目されている証拠」とし、医療用ウェアのファッション性追求という新たな概念の浸透を助けるものであるとの見解を示すとともに、今後中国国内においてもこのような動きを起こすべきであるとした。そして、近い将来医療用ウェア以外の作業服においてもファッション性追求の流れが出てくるはずであると論じた。

 あくまでその本来の役割や機能性を優先して考えるべきではあるが、ファッション性を追求した新たな作業服の概念を生み出すことは決して悪いことではない。おしゃれな作業服に変わることで、仕事に対するモチベーションが上がる人だっているだろうし、サービスを受ける側もより身近な印象を持つのではないだろうか。さらには、カッコいい作業服を見たより多くの子どもたちが「将来この服を着たい」と思うようになるかもしれない。

 イノベーションで大事なのは、アイデアを創出する頭の柔らかさと、それを実際形にできる行動力だ。アイデアを形にするという点で、日本におけるファッショナブルな医療用ウェア開発の動きは中国の業界にとっても大いに参考になることだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)