18日、韓国・聯合ニュースは、朝鮮王朝時代の王宮・景福宮内の扁額三つの漢字に誤字が見つかったが、管理する韓国文化財庁がこれを10年間放置していると報じた。写真は景福宮。

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2016年5月18日、韓国・聯合ニュースは、朝鮮王朝時代の王宮・景福宮内の扁額三つの漢字に誤字が見つかったが、管理する韓国文化財庁がこれを10年間放置していると報じた。

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誤字が確認されたのは、王妃の寝室であった交泰殿内の「輔宣堂」、仏事などが行われた含元殿内の「資善堂」と「隆化堂」の3カ所。19世紀末に製作された景福宮の平面配置図「北闕図形」や朝鮮時代の文献「宮闕志」「日省録」と照合したところ、誤りが判明した。これら三つの扁額はいずれも1995年に作られたもの。文化財庁は06年に国内の研究陣から提出された報告書により誤字を認識していたが、その後現在まで、10年間放置している。同庁関係者は取材に対し「修理する時点になったら(正しく)変えることにする」と述べた。

報告書によると、「輔宣堂」は「輔宜堂」、「資善堂」は「資安堂」、「隆化堂」は「隆和堂」の表記がそれぞれ正当だという。

景福宮はソウル中心部に位置し、ソウルに残る古宮の中でも最大規模を誇る韓国を代表する史跡だ。

今回の報道に、韓国のネットユーザーからは文化財庁を批判するコメントが多数寄せられている。

「無知な専門家が多い証拠」
「『修理する時点』とかじゃなくて、すぐに直すべきなのでは?」
「光化門(景福宮の正門)の扁額を製作してる映像を見たことがあるけど、無形文化財の先生の姿はなく、助手が機械で文字を彫刻してたよ。韓服を着て作りさえすれば伝統の方法で作ったことになるとでも?」

「文化財庁の間抜けな官僚たちよ」
「知ってて10年も放置してたなんて、どんだけ無学な国なんだ…」
「わが民族に文化財を保存する能力があるのか疑いたくなる。たった100年前の文化財もこんなふうに放置してるくらいだ。三国時代の物を世界遺産として保存するなんて、本当にできるのかと思うよ」

「この国でちゃんと回ってる機関や団体はあるんだろうか」
「この事件をきっかけに、文化財に対する関心が高まってほしい。アッと思った時にはもう遅いからね」
「そんなもんだろう。何も期待しない」(翻訳・編集/吉金)