17日、米非営利団体のアジア・ソサエティーなどがこのほど発表した研究報告で、2010〜15年の5年間で中国人が米国で購入した不動産の総額が1100億ドル(約12兆円)に達したことが分かった。

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2016年5月17日、中国メディア・新浪によると、米非営利団体のアジア・ソサエティーなどがこのほど発表した研究報告で、10〜15年の5年間で中国人が米国で購入した不動産の総額が1100億ドル(約12兆円)に達したことが分かった。

用途別にみると、商業用不動産が170億ドル(約1兆8549億円)、住宅が930億ドル(約10兆1425億円)。主にニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、シカゴ、マイアミ、ラスベガスなど大都市に集中していた。購入1件当たりの平均価格は83万2000ドル(約9075万円)。外国人平均の49万9400ドル(約5447万円)を大きく上回った。

購入の理由はさまざま。単純な投資目的、移民目的のほか、1人で2物件買うケースもみられた。購入者の大半は個人で企業ではなかった。

中国政府は海外への資金流出防止に躍起だが、中国人による米国不動産購入の勢いは弱まりそうにない。15〜20年の5年間は総額2180億ドル(約23兆7794億円)に達するとみられており、前の5年間の倍に迫る勢いだ。(翻訳・編集/大宮)