18日、韓国メディアによると、北朝鮮が韓国と境を接する臨津江上流から無断で大量の水を放出し、下流に位置する韓国・京畿道坡州一帯で被害が出た。写真は臨津江。

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2016年5月18日、韓国・中央日報などによると、北朝鮮が韓国と境を接する臨津江(イムジンガン)上流から無断で大量の水を放出し、下流に位置する韓国・京畿道坡州一帯で被害が出た。

問題が起こったのは16日午後7時ごろ。京畿道内の臨津江郡南ダムに流入する水量が急激に増加し始め、午後6時の時点で97トンだった貯水量が3時間ほどで428トンにまで急増、翌17日午前4時には515トンとなった。このため、下流の坡州地域で漁網が流されたり破損したりする被害が出た。同ダムを管理する臨津江事業団の関係者は原因について、「上流の北朝鮮地域の黄江ダムなどで、北朝鮮側が無断で放流を行ったためとみられる」と話している。

韓国の軍事専門家からは「水攻めに対する韓国側の備えを北朝鮮が点検するために、試験放流したのでは」との指摘が上がった。また韓国政府は18日、これを「(韓国との)合意を無視した無断放流」として、北朝鮮に対し「強い遺憾の意」を表明した。

これについて、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「また『遺憾』か」
「水は高い所から低い所に流れるもの。これは備えのできてない韓国の問題が大きい。戦争状態にある北朝鮮にああだこうだと言えるわけないだろう」
「この国の備えは時々点検しておく必要がある。金正恩(キム・ジョンウン)よ、ありがとう」

「放っておいたら駄目なの?かまってもらいたいだけだと思うよ」
「対話しようと言ったのに韓国が対応してあげないから、駄々をこねてるんだよ」
「水不足の心配がなくなってよかった。北朝鮮の考えることはレベルが低い」

「手抜き工事でダムが壊れたんじゃないか?」
「それで、今度は国民をだましてダム建設で詐欺を働くつもりか」
「水攻めの被害が漁網だけって…」
「笑ってもいいですかね?」(翻訳・編集/吉金)