Windows 10大型アップデートはスタート画面の広告エリアも大型化。アプリ広告が5個から10個に倍増

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マイクロソフトが先ごろ開催されたWindows開発者向けカンファレンス「WinHEC 2016」にて、Windows 10ののスタートメニューにあるアプリ広告を倍増させると発表しました。この変更は夏頃に予定している大型アップデート「Anniversary Update」で導入される見込み。Windows 10ではスタートメニューを開くとインストールされたアプリケーションソフトをタイル表示します。ここにはマイクロソフトが「Promoted Apps」と呼ぶ、実際にはインストールされていないアプリの"広告"も表示されており、タップ/クリックすればWindows Storeの該当ページから手軽にアプリを導入できます。

マイクロソフトの発表によると、現在スタートメニューに5つあるアプリ広告スペースを、Anniversary Update適用後は10個に倍増させるとのこと。また10個のうちいくつかにはプリインストールのサードパーティ製アプリも含まれます。

Windows StoreはiOS端末やMacなどのApp Storeや、AndroidのGoogle Play Storeと同様のアプリストアですが、後発ということもあるのか他のプラットフォームに比べてさほどラインナップが充実しているとも言えない状況とされます。

ただ、7月29日の無償アップグレード終了を前に多数のユーザーがWindows 10に切り替えてくることが予想され、いまのうちに、少しでも開発者の参入を促したいという意図が、今回のアプリ広告スペース倍増にはあるのかもしれません。なお、マイクロソフトはアプリ広告から収益は得ていないとのこと。

スタートメニューへのアプリ広告増加は、みずから必要なアプリを探すのが面倒な人にとっては次々とおすすめアプリを入れては試せる機能と言えるかもしれません。とはいえそんな人がWindowsユーザーの中にどれほどいるのかはわかりません。むしろ、スタートメニューの一番見やすい部分にそのマシンに入っていないアプリを表示されても邪魔なだけという意見のほうが高まりそうな気もします。

いったい誰のための機能変更かという、物の見かたによって評価が別れる話と言えそうです。

ちなみに、アプリ広告から導入したアプリやプリインストールアプリは完全にアンインストールが可能とのこと。またWindows 10 Proなどではグループポリシーでアプリ広告を非表示にすることもできます。

Windows 10 のAnniversary Updateではスタートメニューの変更以外にも「Continuum」や「Windows Hello」、「Windows Ink」「Cortana」といった機能の追加改善が盛り込まれる予定。 WindowsネイティブでのBashサポートも注目を集めています。