国際化の進行に伴い、日本国内の学校においても各国から日本に移住してきた児童や生徒を見かけることが今や少なくない状況となった。中国メディア・新浪は4月29日、小学校時分に日本へ移住した中国出身ネットユーザーが語る、日本での学校生活や成長体験について紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF) 

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 国際化の進行に伴い、日本国内の学校においても各国から日本に移住してきた児童や生徒を見かけることが今や少なくない状況となった。中国メディア・新浪は4月29日、小学校時分に日本へ移住した中国出身ネットユーザーが語る、日本での学校生活や成長体験について紹介する記事を掲載した。

 記事は、この女性ネットユーザーが「学校は私が日本人の生活方式をマスターできるよう本当に努力してくれた。私も日本の子どもの生活習慣に適応すべく努力したし、学校もそうなるよう務めてくれた」と振り返ったことを紹介。

 一方、「自分の生活習慣を変えざるを得なかった」として、歯を見せて大笑いせず、顔を覆いつつ慎ましやかに笑うようにしたこと、立ったり座ったり、食事したり、部屋を出ていったりする際に「すみません」と言うこと、部屋に先生や偉い人がいる時にはちゃんとお辞儀すること等を余儀なくされたと伝えている。

 また、中国にいた時には声優やデザイナーなどといった夢を持っていたの対し、日本では「専業主婦や事務員、看護師」が夢のクラスメイトに囲まれたことを告白。「私の生活や言動は小さな空間に圧縮され、みんな私に『女性としてこれはすべき、これはすべきでない』と言ってきた」という苦悩も明かした。

 記事は、その後この女性が米国へ移住し「米国の社会生活における自由を学んだ。若い女子として、笑うことが好きで明るい心が縛られることはなくなった。これは一種の釈放であった」と結んでいる。

 「中国は日本より自由がない」という話を聞くことがあるが、決してそんなことはない。何をもって「自由」とするかで、その答えは変わってくるのである。日本での生活は、時として中国では考えられないほどの抑圧と制約を強いられることがある。われわれはそれらに慣れきってしまっているだけなのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)