17日、台湾は20日に蔡英文氏が新総統に就任するが、就任当日に予定されているパーティーに服役中の陳水扁前総統が招かれ物議を醸している。イメージ写真。

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2016年5月17日、台湾は20日に蔡英文(ツァイ・インウェン)氏が新総統に就任するが、就任当日に予定されているパーティーに服役中の陳水扁(チェン・シュイピン)前総統が招かれ物議を醸している。澎湃新聞網が伝えた。

陳前総統は収賄などにより懲役20年が言い渡され、2010年から服役している。15年には病気療養のため仮釈放となり、今月初めに8月4日まで自宅療養の延期が認められたばかり。自宅療養に際し刑務所側は、「医療目的でない活動を禁じる」との条件を出していた。刑務所側は、「蔡氏の総統就任パーティーに出席することは規定違反に当たる可能性があり、違反が確定すると自宅療養が取り消されるだろう」と述べている。

陳前総統の長男である陳致中(チェン・ジージョン)氏は16日、陳前総統とその妻呉淑珍(ウー・シュージェン)夫人に宛てられた招待状をフェイスブックに掲載し、出席は医療チームの意見を聞き決めるとコメントしていた。

陳前総統のパーティー出席に対し賛否両論が聞かれている。医療チームのメンバーは出席することで「陳前総統の病状回復にプラスとなる」と肯定的な意見を見せ、蔡正元(ツァイ・ジョンユエン)国民党政策会執行長は、陳前総統と呉夫人が汚職で捕まった受刑者であるとし、出席は不適切と発言。同じ声が国民党内部で多数聞かれており、招待した蔡次期総統を批判する声も聞かれた。(翻訳・編集/内山)