ディズニー映画「ズートピア」大ヒットの“立役者”はあのジブリ名プロデューサー?

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 5月9日発表の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で、ディズニー映画「ズートピア」が公開3週目にして週末興行成績トップに躍り出た。初週と2週目は公開が1週間早かった「名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)」に1位を譲る形となったが、SNSをはじめ口コミで称賛の声が広まり、ジワジワと興行成績を伸ばした。

 大型連休中に逆転した理由は、もちろん家族連れの観客の大幅増。動物たちの楽園でかわいいキャラクターが活躍すると聞けば、ファミリー層の支持を集めるのは当然だろう。しかし、それ以上に大人、特に男性客の動員増加が注目されているという。

「公開当初からお子さん連れのご家族の姿は見られましたが、ご夫婦や友人だけでリピートする大人も増えているようです。ひと足先に公開された欧米各国で絶賛され、前評判が高かった作品ですし、何よりも公開前にスタジオ・ジブリの鈴木敏夫プロデューサーが『子ども向けと思ったら大間違い。ディズニー映画の中でもズバ抜けた傑作』と評したことも、ジブリ作品に親しんできた大人の観客動員に大きく貢献したのではないでしょうか」(情報誌編集者)

 人間社会が抱える差別や偏見という普遍的な問題を、動物たちが率直に、時にはブラックユーモアを交えて訴えかけてくる本作品は、数々のジブリ作品にも相通じるものがあるのかもしれない。全米オープニング興行成績で「アナと雪の女王」超えを果たした大ヒットディズニー映画が、どこまで日本の大人を呼び込めるか、今後の動向に注目だ。