16日、中国の海外投資額は今年、米国を超えて世界一になる見通しだ。

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2016年5月16日、参考消息網によると、中国の海外投資額は今年、米国を超えて世界一になる見通しだ。

インド英字紙のザ・タイムズ・オブ・インディアによると、中国企業による海外企業買収額は今年1月以降、計1108億ドルに達し、過去最高だった15年の1068億ドル(約11兆6200億円)をすでに上回った。買収額が10億ドル(約1088億円)を超える大型買収が17件。最も買収額が高かったのは中国国有の化学大手、中国化工集団によるスイスの農薬・種子大手シンジェンタの買収額430億ドル(約4兆6800億円)だった。

中国企業の海外買収が加速する背景には、国内経済の成長鈍化があるとみられる。中国企業は海外への投資で成長を維持したい考えで、資金流出が拡大している。米国の政治家が掲げる「反中国」的なスローガンも焼け石に水。中国企業が15年に買収した米国、カナダ企業は前年の6倍を超える25社に達した。

今年の海外投資額は昨年の倍を上回れるとみられ、海外での企業買収件数も15年の598社を大きく上回り、1000社を超える見通しだ。(翻訳・編集/大宮)