17日、韓国のロッテマートなど大型スーパーがプライベートブランド製品として販売した加湿器用殺菌剤には公式の製造マニュアルがなく、畑違いの下請けメーカーが独自の方法で製造していたことが分かった。写真はソウルのロッテマート。

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2016年5月17日、韓国・聯合ニュースによると、韓国のロッテマートなど大型スーパーがプライベートブランド製品として販売した加湿器用殺菌剤には公式の製造マニュアルがなく、畑違いの下請けメーカーが独自の方法で製造していたことが分かった。

ソウル中央地検特別捜査チームは同日、韓国で大型スーパーを展開するロッテマートとホームプラスの製品の製造・販売過程を調査した結果、上記の事実が確認されたことを明らかにした。ホームプラスは04年に、ロッテマートは06年に、それぞれ龍馬(ヨンマ)産業社に加湿器殺菌剤の製造を依頼した。2000年から販売されシェア7割を超えていたオキシー社の製品をモデルとしていたという。

しかし龍馬産業社はもともと靴用クリームのメーカー。ガラス洗浄剤やつや出し製品などに製品の幅を広げていたものの、加湿器殺菌剤の製造経験は皆無だった。検察は龍馬産業社だけでなく製造を依頼した流通2社にも安全性を軽視した責任があるとみて、業務上過失致死および過失致傷罪を適用できるか検討している。

韓国で問題となっている加湿器殺菌剤の事件で最多の被害者を出したのはオキシー社の製品だが、ロッテマートの製品は死者16人を含む被害者41人、ホームプラスの製品は死者12人を含む被害者28人をそれぞれ出したとされている。

これについて、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられた。

「売れてる物なら誰もがパクり、ろくに検査もしないで適当に許可を出す。そこからして間違っていたんだ」
「まさかと思ったけどやっぱりか」
「現政府にしろ前政府にしろ、管理監督をしてないみたいだね」

「韓国社会自体が一つの巨大なコメディー集団だ。靴墨の会社が生活化学品を作り、それを無責任に売る人がいて、子どもたちが殺される。そして公務員は企業の監視を面倒くさがっている。これがヘル朝鮮でなくて何なんだ?」
「飲料水はペンキメーカーにでも注文するか?」

「この政府に責任を取る人は一人もいない」
「ロッテマートやホームプラスが売っているプライベートブランドの製品はだいたいそんなレベルなんだろう。買わないようにしなきゃ」
「金に目のくらんだ人間ばかりの世の中だ」(翻訳・編集/吉金)