「Drive-E」とは、ボルボの新しいパワートレーン戦略のことで、フォード傘下から離れて自前でエンジンを中心としたパワートレーンを作り上げ、現在数多くの車種に搭載されています。

気筒数は最大4気筒までで、全長4.9m超、全幅1.9m超の大SUVの新型ボルボXC90も例外ではありません。

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また、ボルボの傘下になったポールスター社は、レーシング活動だけでなく市販モデルの開発・チューニングにも深く携わっていて、2014年に初の公道仕様車を一部市場で発売しました。

今回のS60/V60ポールスターは、販売市場をこれまでの13カ国から47カ国に拡大するとともに、年間生産台数を従来の750台から1500台に倍増することで、日本だけでなく各市場での引き合いの多さに対応するとしています。

最新のS60/V60ポールスターは、367ps/470Nmを誇るスーパーチャージャーとターボによるダブル過給器付の2.0L直列4気筒エンジンを搭載。0-100km/h加速は4.7秒、最高速度は250km/h(リミッター作動)に到達。

さらに、パフォーマンスが向上しているにも関わらず、クラストップレベルの燃費(7.8L/100km)とCO2排出量(179 CO2g/km)を達成しているのも自慢です。

標準の「T6」エンジンと比べると、ターボの大型化をはじめ、コンロッドとカムシャフトの変更、エアインテークの大型化、および燃料ポンプの大容量化などが図られています。

新型のS60/V60ポールスターは、「ポールスター・シアン・レーシング」が現在、FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)に参戦している新しい「S60 ポールスターTC1レーシングカー」のテクノロジーを受け継いでいます。

ベースとなるシャーシとエンジンには、「S60ポールスターTC1レーシングカー」と基本的に同一のテクノロジーを共有。

駆動方式は、ボルグワーナー社による4WDシステムで、ポールスター用にチューニングされたギアトロニック付新型8速ATが組み合わされています。

そのほか、20インチの軽量ホイール、ポールスター用にチューニングされた電動パワーステアリング、および371mmの新しいスロッテッドブレーキディスクなどの新しい装備を用意。

日本での発売時期、価格は未定となっていますが、新型S60/V60ポールスターの登場が楽しみです。

(塚田勝弘)

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