“無駄ながんばり”を手放せば、仕事にもっと夢中になれて楽しめるように!

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「これは私がやらなきゃいけない」とがんばっていたけれど、実は必要のない努力だった…。こうした“無駄ながんばり”は、真面目で責任感が強い人ほど気付かないうちに経験してしまう可能性が高いって知ってた?

「『がんばっているのにうまくいかない、認めてもらえない』と感じているときは、やる必要のないことまでがんばってしまっているためかもしれません。そんなときは、“無駄ながんばり”を見つけて手放すことをおすすめします」

働く女性にアドバイスする書籍を数々執筆してきた有川真由美さんは、こう話す。

いったい、どんなことが“無駄ながんばり”として起こりやすいのか、その手放し方をアドバイスしてもらおう。
◆目的のためでなく手段のためにがんばっている

本来、メールは連絡作業を効率化するためのものなのに、細かいメールのやりとりを頻繁に繰り返して必要以上に時間を割いている。企画を発案するための資料作成なのに、資料の見た目をきれいに仕上げようと時間をかけすぎている…。これらはいずれも、目的ではなく手段のためにがんばりすぎている状態。

「いつの間にか目的を見失い、手段のためにがんばってしまうことは、案外多いものです。やたらと時間や手間がかかっている割に手応えが感じられないときは、『なんのためにがんばっているんだっけ?』と自分に問いかけることを習慣にしてください。すると、目的を見失っていないかどうか再確認できます」(同)

◆他人を変えようとがんばっている

もっとこうしたほうがいいと後輩に指導したり、もっとこうしてほしいと上司に要望を出したりしても、一向に変わらない…そんな風に、他人を変えようとがんばっていない?

「人は、他人からなにを言われても、自分から『変わろう』と決断して実行しない限り変わりません。だから、他人を変えようとがんばることは、徒労に終わることが多いのです。そんな努力は今すぐ止めて、『あの人に自分はどう対応したら状況がよくなるか?』と、自分の接し方や考え方を変えることに力を注ぐといいでしょう」(同)

“無駄ながんばり”を手放すことができれば、本当にやるべきことだけに夢中で取り組めるように。すると、確かな手応えを得られるようになり、仕事がどんどん楽しくなるはず!

有川真由美
作家・写真家。化粧品会社事務、塾講師、科学館コンパニオン、衣料品店店長、着物着付け講師、ブライダルコーディネーター、フリーカメラマン、新聞社広告局編集者など、多くの職業経験を生かして、働く女性のアドバイザー的な存在として書籍や雑誌などに執筆。46か国を旅し、旅エッセイも手がける。著書は『「働く女(ひと)」の77のルール』『いつも仕事がうまくいく女の41のリスト』(以上、PHP研究所)ほか多数。5月26日に『「がんばる」を手放すための本』(河出書房新社)を発売予定。