16日、中国は東・南シナ海で軍事力を誇示する一方で、米国とアジアで直接衝突することは回避しようとしている。資料写真。

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2016年5月16日、新浪によると、ペンタゴンが中国軍事力報告を提出し、中国が過去2年で1300ヘクタールを埋め立てていると指摘した。

米国防総省はこのほど、議会に「中国の軍事力に関する年次報告書」を提出した。同報告書は中国が今後東シナ海や南シナ海で軍事的プレゼンスをより一層示すことで、地域の緊張が高まることを警戒している。過去2年に中国は南シナ海にある南沙諸島の海域で1300ヘクタールもの土地を埋め立てたとみられているが、今後もさらにインフラ建設を進め、戦闘機が離着陸できる3キロに及ぶ3つの滑走路も設置される予定だという。

米フォックスニュースは同報告書を引き、中国は巡視船を使用して自国の海域を主張するといったような、武力衝突よりは1ランク下の「強制性ある策略」によって目下国益の増加をねらっていると分析。また、ロイター通信は「中国は軍事力を発展させていかなる衝突が起きても外国からの干渉を防ぐようにすると同時に、米国とアジアで直接対立することはできるだけ回避しようとしている」と指摘した。(翻訳・編集/矢野研介)