17日、共産党機関紙・人民日報が文化大革命に言及した記事を掲載した。中国版ツイッター・微博では、一部コメント規制が敷かれているもようだ。写真は文革の宣伝画。

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2016年5月17日、共産党機関紙・人民日報が文化大革命に言及した記事を掲載した。中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では、一部コメント規制が敷かれているもようだ。

人民日報は記事の中で、「文化大革命は指導者によって誤って発動されたもので、党や国家、各民族に甚大な災害となった内乱である。文化大革命が理論と実践において完全に間違ったものであり、それがいかなる革命や社会の進歩にもなり得ないことは歴史が証明している」などとした。

また、「わが党はこれまで、勇気を持って認め、正確に分析し、徹底的に誤りを正すことで、失敗や間違いを成功経験と同じく大切な歴史教材としてきた」と強調。「歴史はいつも前に向かって発展するもの。我々は歴史の教訓を総括し、くみ取って、文革に対する党の政治的結論を堅持し、文革をめぐる左や右からの妨害を徹底的に阻止しなければならない。かたくなに封鎖するこれまでの道も、それとはまったく反対の悪の道も行かず、中国の特色ある社会主義の道を少しも揺らぐことなく行かなければならない」とした。

この記事が伝えられると、記事のコメント欄には党の姿勢を支持するコメントが並んでいるが、中国版ツイッター・微博ではコメントの投稿が一部規制されているようだ。規制をかいくぐったと見られるコメントには、「コメントの書き込みが禁止されてる」「問題はこれが当てになるのかということ」「謝罪の言葉はひと言も見当たらない」「深夜の発表(※記事が人目を避けるように深夜に流れたことを指す)」などがある。(翻訳・編集/北田)