ぬいぐるみのような姿

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鴨川シーワールド(千葉県鴨川市)は、先ごろ県内の海岸で保護したゴマフアザラシの赤ちゃんを2016年5月18日から一般公開する。

ゴマフアザラシの赤ちゃんは5月12日に、房総半島の北東部にある一宮海水浴場(同県一宮町)で保護されたばかりのオス。今春オホーツク海で誕生したのち、何らかの理由で同海水浴場に流れ着いたと思われる。保護当時は衰弱していたが、介抱の結果、現在は自力でエサの魚を食べられるようになり快方に向かっているという。

18日からは「ロッキーワールド」地下1階にあるアザラシやトド、セイウチなどを展示している幼獣保育用プールで一般客も観覧できるようになる。鴨川シーワールドによると、保護した赤ちゃんは体調の回復が最優先で、今後長期に渡り飼育を続けるか、自然に返すかどうかは未定だという。

ゴマフアザラシの赤ちゃんと聞くと真っ白な姿を想像するが、新生児毛は生後3〜4週間ほどで生え変わる。保護された赤ちゃんはすでに白い体毛が抜け、成体と同じ灰色に黒い斑点がちりばめられた「胡麻斑(ごまふ)」模様で、小さいサイズのぬいぐるみのような愛らしい姿だ。成体と同じ大きさに成長するまでには2〜3年ほどかかるので、当分の間は赤ちゃん姿を見られそうだ。