おなら、ちゃんと出してますか? もともとそんなに出ないという人もいれば、我慢しちゃうという人もいるでしょう。マナー上、堂々とできるものでもないのですが、あまり我慢するのは体に良くないのですよ。

おならのしくみを知っておこう

胃腸で食べ物を消化する際や消化後の内容物が発酵して腸に溜まり、肛門から排出されるのがおなら(放屁)です。食事をする時、飲み物を飲む時、会話の時などに吸い込んだ空気がげっぷとして出ない場合も、胃腸に溜まっておならの原因になります。本来、おならは健康な人間に当たり前に起こる生理現象で、我慢すべきものではありません。しかし、人前でのおならはマナー違反ともとられますし、女性ならばなおさら我慢してしまう場面が多くなりますよね。しかし、我慢ばかりしていると美容にも健康にも悪影響を及ぼしてしまうのです。

良いおならと悪いおなら

健康な成人が1日にするおならの量は約2000mlで、臭いはほとんどなく、放屁の際に明朗な音が出ているものが良いおならなのだそうです。腸内環境が良いと、腐敗する内容物が少ないため臭くならず、直腸や肛門にガスを押し出す力があり、腹筋も正常だと勢いの良いおならが出るとされています。逆に腸内環境が悪いと腐敗ガスが多く臭いおならに。直腸や肛門、腹筋に力が無いことは便秘にも繋がります。おならの元のガスは腸の蠕動運動により下へ押し出されていきます。しかし、便秘やストレスで蠕動運動が少ないとガスが腸に溜まり気味になり、膨満感やぽっこりお腹の原因に。時には胃の付近までガスがパンパンに溜まってしまうこともあるのです。

助けて! お腹が苦しいの

お腹のガスは溜まりやすい人とそうでない人がいます。もともと食事や会話の際に空気を飲んでしまうクセのある人はガスが溜まりやすいといえます。また、便秘や胃腸虚弱の人も腸内に腐敗したものが溜まりやすいのでガスが多いそうです。ガスが溜まるのにおならを我慢するという悪循環を重ねることで、お腹が張ったり苦しくなってしまう症状が出てきます。腸内環境も悪いのでお肌にも良くありません。整腸剤や消泡剤などでガス抜きをしつつ、乳酸菌を摂ったり軽い運動をすることで善玉菌が増えて腐敗ガスの発生を抑えてくれるような生活を心がけましょう。

腸内環境を整えるための、食物繊維やオリゴ糖もしっかり摂って、こっそりと良いおならが出るようになりたいですね。


writer:しゃけごはん