元代表指揮官のリッピ氏、伊連盟のテクニカルディレクター就任へ

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 元イタリア代表監督のマルチェロ・リッピ氏が、同代表のテクニカルディレクターに就任する可能性が高いことがわかった。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が16日に報じている。

 報道によると、リッピ氏は16日にイタリア・サッカー連盟(FIGC)のカルロ・タヴェッキオ会長と会談。話し合いは約2時間に渡り、A代表からU−21代表までのスーパーバイザーとしてのテクニカルディレクター就任を要請されたと報じられている。

 リッピ氏は現在67歳。2012年5月から広州恒大の指揮を執り、2014年11月に退任した。退任後は実質的な指導からは離れたが、2015年2月まで同クラブに在籍。4月にはミランの新指揮官候補にも挙げられていた。

 また、アントニオ・コンテ監督がユーロ2016を最後に退任する代表指揮官の後任には、トリノのジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督、サンプドリアのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督、ジェノアのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が有力候補に挙げられているほか、アルバニア代表のジャンニ・デ・ビアージ監督も浮上している模様。リッピ氏のアドバイスを受け、最終的にタヴェッキオ会長が決断することになると報じられている。