16日、世界保健機関が12日発表した世界主要都市の大気汚染状況の最新データから、中国で微小粒子状物質PM2.5の濃度が低い上位3都市は台湾の台東と花蓮、海南省の三亜の順であることが分かった。写真は海南島の三亜市。

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2016年5月16日、世界保健機関(WHO)が12日発表した世界主要都市の大気汚染状況の最新データから、中国で微小粒子状物質PM2.5の濃度が低い上位3都市は台湾の台東と花蓮、海南省の三亜の順であることが分かった。澎湃新聞が伝えた。

更新されたデータベースは、世界103カ国・地域の2973都市の粒子状物質PM10とPM2.5の年間平均濃度を記録したもので、中国の210都市については、PM2.5は2014年、PM10は13年または14年の数値が基準となっている。

PM2.5による大気汚染が深刻な世界の都市のワースト20に、中国からはいずれも河北省のケイ台(ケイは刑のへんにおおざと、1立方メートル当たり128マイクログラム)、保定(同126マイクログラム)、石家荘(同121マイクログラム)、邯鄲(同112マイクログラム)の4都市が入った。ケイ台は世界で9番目、保定は同10番目にPM2.5による大気汚染が深刻だった。北京は同85マイクログラムで56位だった。

一方、PM2.5の濃度が低い中国の都市は順に台東(同11マイクログラム)、花蓮(同12マイクログラム)、三亜(同15マイクログラム)だった。

WHOはPM2.5の許容量を年間平均で1立方メートル当たり10マイクログラム以下としているが、中国の210都市でこの基準をクリアした都市はなかった。PM10の許容量(同20マイクログラム以下)をクリアしたのは台東(同16マイクログラム)、花蓮(同18マイクログラム)の2都市だけだった。(翻訳・編集/柳川)