Hey! Say! JUMPが450円の弁当を食らう『リトルトーキョーライフ』が話題!
<ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ>

『ローマの休日』は、映画史上に残る不朽の名作です。公務でローマを訪れた王女(オードリー・ヘップバーン)が滞在先を抜け出し、たった1日だけ普通の女の子として過ごし、ほのかな恋も知る……といった物語ですが、“ジャニーズ版ローマの休日”ともいうべき番組が『リトルトーキョーライフ』(テレ東系)なのです。

◆アイドルがバイト体験

『リトルトーキョーライフ』(以下、リトラ)は、Hey! Say! JUMPとジャニーズWESTが隔週で担当を務め、有名な商品の工場を訪ねたり、各種アルバイトを経験するなど、“市井(しせい)にまじわるアイドル”の姿を楽しめる番組です。

 たとえば、5月11日放送分では、有岡大貴さんが道路標識作り、高木雄也さんがゴムマスク作りの工場を訪ねました。工場で作業体験させてもらうときは、若手社員が案内役として付き、普通の青年である彼らの住まいや食事、仕事内容も紹介されます。

 番組では、ジャニーズも彼らと同じ業務を体験し、同じお昼を食べるのですが、その姿が妙にいとしいのです。キラッキラのステージを下り、四苦八苦しながら工場業務にいそしむジャニーズ。

 もちろん作業ははかどらず、自己嫌悪の表情も浮かびます。罪悪感に背を丸め、昼食場所に向かう風情もまた一興。みんなに混じって450円の弁当をたいらげる有岡大貴さんなど、可愛い以外の言葉が見つかりません。

◆いろんな職種のリアルが見える

 先輩に彼女ができない悩みを話され、はにかんで応じる姿もまたよろしい。等身大の青年たちと接するジャニを見ることで、「JUMPやWESTも、もしジャニーズにならなければこういう日々を送っていたのかも……」などと妄想する楽しみもあります。

 ジャニーズはプロのアイドルですが、もちろん体験する仕事ではド素人。先輩からの叱咤に焦り、要領よくできない自分にいら立つ様子も見られます。

 ゴムマスクの着色がうまくいかず、つい当たってしまう高木雄也さんの表情にもキュンときました。

 リトラはまた、職業案内としても機能しています。ジャニが体験した仕事の“給料”はいかほどなのか?

 番組の最後には給与明細が明かされますので、「意外ともらえるんだ!」とか、「キツいのにちょっと安めだな」などとうなずけるのがおもしろい。異業種の実情を垣間見る妙味もあるのです。

 近くて遠いステージ上のジャニーズを、つかの間“こちら側”に引き寄せてくれるリトラ。この感じでがんばっていただきたいと思います。もっともっと、やっちゃえテレ東!

※高木雄也の「高」の正しい表記は梯子高

<TEXT/みきーる ILLUSTRATION/二平瑞樹>
【みきーる】
ジャニヲタ・エバンジェリスト。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニヲタあるある』(アスペクト)『ひみつのジャニヲタ』(青春出版社)他。Twitterアカウント:@mikiru。公式ブログ『俯瞰! ジャニヲタ百景』