14日、韓国南部・済州島の海上で、高齢の海女が溺れて死亡する事故が相次いで起こった。写真は韓国の海女。

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2016年5月14日、韓国南部・済州島の海上で、高齢の海女が溺れて死亡する事故が相次いで起こった。韓国・ニューシスなどが伝えた。

済州海洋警備安全所によると、14日午前11時ごろ、島の北岸・済州市内の漁場で収穫作業をしていた海女イさん(79)の姿が見えなくなったとの通報が入った。海洋警備隊が同じく収穫作業中だったイさんの同僚の海女たちと合同で捜索を行った結果、海女らが潜っていた入り江の東150メートルの海上でイさんを発見した。イさんはすぐに病院に運ばれたがその後死亡した。

一方この日午前9時ごろには、島の南岸・西帰浦市の海女小屋近くの海上で、海女のチャンさん(74)が意識を失った状態で浮かんでいるのが見つかった。同僚の海女が西帰浦海洋警備安全所に通報し、海洋警備隊が心肺蘇生を行ったが、チャンさんは病院に運ばれた後に死亡した。海洋警備隊は同僚の海女らから聞き取りを行うなど、詳しい事故の経緯を調べている。

済州島内には今も各地に現役の海女が暮らしており、韓国では海女文化について国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産への登録を目指す動きがある。

これについて、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「2人とも高齢だね。お気の毒だ」
「80近くなっても収穫とは…もうやめておくべき年齢だったのでは?」
「海女文化を一日も早く世界遺産に登録すべき」
「どうも怪しい。40年以上も海女をやってきた人たちが簡単に海で亡くなるはずがない」

「海女さんの高齢化による現象だと思う」
「60を過ぎても元気だからって無理したら、事故だって起こりかねない」
「高齢だからというより、温暖化による亜熱帯の毒性の魚のせいかもしれない。最近、済州島あたりではえたいの知れない魚が見つかっているけど、決して無視できないことだと思う」

「収穫すればすぐにお金になるから、やめるにやめられない仕事みたいだね。子どもたちがやめても潜る海女さんは多いらしい」
「韓国固有の文化である海女も、日本が元祖だと言い張っている。ただ、代々受け継いでいくという日本の文化は見事だ。韓国もこの文化を受け継いでいけたら…」
「今こそ若い海女が登場すべき時!」(翻訳・編集/吉金)