年収1000万円超えの求人ポストが最も多い米企業は?

写真拡大

求人情報の検索や給与比較サービスを提供しているIndeedが、米国で年収10万ドル(約1,085万円)以上を得られる仕事が最も多い企業のリストを発表した。

2016年4月25日の時点で、同サイト上に、年収10万ドルを超える仕事の求人(米国内)が最も多かった企業のリストだ。その上位企業は以下の通り。年収10万ドルを超える仕事を探している人は、ハイテク企業と金融サービス企業に狙いを定めるべきだ。

1.アマゾンウェブサービス ―クラウドコンピューティング・サービス
2.JPモルガンチェース ―金融
3.プライスウォーターハウスクーパース ―監査法人
4.マイクロソフト ―ソフトウェア開発・販売
5.レイセオン ―軍需製品メーカー

リストに名のあるような企業で働くには、それらの分野に関するスキルが必要だ。

1位のアマゾンウェブサービスは現在、Indeedに年収10万ドル以上の仕事の求人情報が1,200件近く掲載されている。ウェブサービス・エンジニアやソリューション・アーキテクトなどの職種だ。

「アマゾンやグーグルのようなテクノロジー企業が上位10社の半数を占めていることは、アメリカのテクノロジー大手で仕事の需要が大きいことを改めて示しているだけではなく、これらの企業が比較的高い給与を支払うことが多いという事実も示している」と、Indeedの主任エコノミストであるタラ・シンクレアは言う。

「職探しをしている人々にとって、このリストはやる気を刺激するものかもしれないが、現在は多くの業界で労働力が不足していることに留意することも重要だ」とシンクレアは指摘する。「有名企業だけではなく、そのほかの雇用主も、能力のある人には喜んでそれに見合った報酬を払う可能性がある。それを踏まえた上で就職先を探すべきだ」

シンクレアがくぎを刺すように、年収10万ドル以上の仕事を得られるかどうかに、企業の名前の大きさは関係ないのかもしれない。だが都市の大きさは関係がある。そうした仕事を得られる可能性が最も高いのは大都市で、現在、年収10万ドル以上の仕事の求人が最も多いのはニューヨーク(5,563件)とサンフランシスコ(2,725件)だ。シアトル、シカゴ、首都ワシントン、ボストンやアトランタも1,000件以上の募集がある。

「これらの都市では年収10万ドル以上の仕事の求人が最も多く、チャンスも多い」とシンクレアは言う。「だが覚えておくべきなのは、こうした都市の多くは同時に、国内でも生活費水準が最も高い部類に入る。だから実入りはそこまで多くならないかもしれない」