15日、中国が貧困問題解決の一環として、2016年に200万人余りを経済発展の遅れている内陸部から他の発展地域へ移転することを計画している。移転者数は最終的に1000万人になる可能性もある。写真は陝西省の農村部。

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2016年5月15日、中国紙・参考消息(電子版)によると、中国が貧困問題解決の一環として、2016年に200万人余りを経済発展の遅れている内陸部から他の発展地域へ移転することを計画している。

年収2300元(約3万8000円)以下の貧困層は中国の総人口14億人の5%を占めている。中国国務院扶貧領導小組の責任者によると、移転者数は最終的に1000万人になる可能性もあり、現在は国務院が移転先の地方と協議中だと伝えられている。

中国政府はこの計画に6000億元(約10兆円)を投じ、1000万人を移転させることで、20年には農村の貧困層をすべて貧困状態から脱却させることができると見込んでいる。

計画では、(1)都市や地域の中心部への移転(2)経済開発区などへの移転(3)現地の居住環境の良い場所への移転という3タイプになる。移転の補償金は1人平均6万元(約100万円)になるとみられる。(翻訳・編集/岡田)