15日、中国で鉄道網の新たなダイヤ改正が実施された。過去10年で最大規模の改正で、鉄道輸送能力増強の面でも最大級の調整だ。写真は揚洲に新設された高速鉄道。

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2016年5月15日、中国で鉄道網の新たなダイヤ改正が実施された。過去10年で最大規模の改正で、鉄道輸送能力増強の面でも最大級の調整だ。中央人民ラジオ(電子版)が伝えた。

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中国鉄路総公司によると、増発される列車は3400往復。そのうち高速列車が2100往復、通常列車は1200往復余りで、旅客専用列車は300往復近く。中国鉄路総公司運輸局営運部の黄欣(ホアン・シン)副主任は、通常列車は本数だけでなく、質の面でも大幅に増強され、時間も出費も抑えての外出が可能になるとしている。

黄副主任はまた、「輸送能力とは座席数のことでもある。座席総数は約8%増える。通常列車の増発は過去最大で、その多くは地方都市間で運行する。中小都市の需要に応えることが目的だ」と話している。

各地方鉄道局をまたいで運行する長距離列車は105本で、旅行時間が1時間以上短縮される上、運行品質も大きく向上する。北京−吉林のZ117次では4時間、蘭州−上海のZ218次では3時間短縮する。

そのほか、北京市と天津市、河北省をひとつの経済圏とする「京津冀一体化」構想が、鉄道網においても環状線として今回のダイヤ改正で正式に形成されることとなった。(翻訳・編集/岡田)