ユヴェントス、FW&MF&DFの大物に関心?

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『Gazzetta dello Sport』は「イタリア・セリエAのユヴェントスで監督を務めているマッシミリアーノ・アッレグリ氏は、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチと接触した」と報じた。

世界屈指のフリーキック職人としても名を馳せているピャニッチは、ローマとの契約を2018年夏まで残している。

しかしながら、その契約にはバイアウト条項(これ以上の額を提示すれば選手との交渉に移れる)が含まれており、その額は3800万ユーロ(およそ46.9億円)ではないかと言われているのだ。

ローマ側は、それを支払うクラブが現れているというレポートを否定する公式声明は発表しているが、その条項の存在自体は否定していない。

メディアでは彼の獲得に最も接近しているのはユヴェントスだと報じられている。既にマッシミリアーノ・アッレグリ監督は個人的な接触を行っており、チームの重要な役割を担って貰えないかと打診したとも。来週には代理人との交渉もスタートさせるという。

ただし、彼には他にもバイエルン・ミュンヘンやバルセロナ、パリ・サンジェルマンなどが関心を寄せていると伝えられており、それらのクラブが参戦してきた場合は難しい競争となる。

『BuzzSport』は「ユヴェントスは、パリ・サンジェルマンに所属しているオランダ代表DFグレゴリー・ファン・デル・ヴィールの獲得に動いている」と報じた。

今季限りでパリ・サンジェルマンとの契約が満了となるファン・デル・ヴィールは、先日行われたリーグアン最終節の後に退団が発表されている。

フリーで獲得出来る有力な右サイドバックとして多くのクラブが関心を寄せており、代理人がミーノ・ライオラであることもあって、イタリア方面からの接触が多いとのことだ。

ユヴェントスの他、ミランとインテルも彼の引き入れを狙って動きを見せているという。

さらに、ユヴェントスはペスカーラのFWジャンルーカ・ラパードゥラの獲得にも興味を持っているという。

既に26歳になっているラパードゥラであるが、昨季はテラーモで20ゴール、今季はペスカーラ(セリエB)で26ゴールと大爆発。

彼に対してはレスター・シティ、ナポリ、そしてユヴェントスが獲得に動いていると伝えられている。ペスカーラ側は少なくとも1000万ユーロ(およそ12.3億円)以上という価格を設定しているとのこと。

ラパードゥラはトリノ生まれで、14歳まではユヴェントスに所属していた選手。もし古巣からのオファーがあれば、再び故郷での挑戦を受け入れるかもしれない。