新北市政府消防局提供

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(台北 16日 中央社)台湾北部は16日未明、前線が接近した影響で大雨に見舞われた。桃園市楊梅区水尾では午前0時から同11時までに156.5ミリの雨量を観測。道路や線路が冠水するなどして交通機関に乱れが出た。

▽台湾鉄道が一時運転見合わせ

台湾鉄路管理局西部幹線鶯歌−桃園間では午前6時45分頃から線路が冠水。一時上下線で運転を見合わせた。1万2650人に影響したとみられる。

新北市や桃園市では各地で道路が雨水につかった。桃園市楊梅区の地下道では午前6時19分頃には60センチほど水がたまり、通りかかった乗用車1台が立ち往生した。男女2人が乗っていたが駆けつけた消防隊に救助され無事。

基隆市では午前7時過ぎに雨足が強まった。車で子供を学校に送り届けたという市民は「台風と変わらない感じだった。バケツをひっくり返したみたい」と語った。

▽中部でも大雨に要警戒

中央気象局は、前線が南下する影響でお昼前後は南投県や彰化県などで大雨に警戒が必要だとしている。また、あすにかけて台湾全土でぐずつく恐れがあるほか、強風にも注意を呼びかけている。

一方、雨のピークを過ぎた北部では北東からの季節風が強まり、日中の予想最高気温は24〜25度と過ごしやすく感じられそうだ。

(蕭博陽、汪淑芬、王朝ギョク、卞金峰/編集:齊藤啓介)