15日、韓国メディアによると、韓国と北朝鮮が統一する際にかかる費用は1兆ドル(約108兆円)に達するとの分析が出た。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。写真は韓国・北朝鮮の軍事境界線にある板門店。

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2016年5月15日、韓国・世界日報によると、韓国と北朝鮮が統一する際にかかる費用は1兆ドル(約108兆円)に達するとの分析が出た。

英国の週刊誌「エコノミスト」は14日(現地時間)、「少なく見積もっても、朝鮮半島の統一費用は1兆ドルという膨大な金額に及ぶ」と報じた。1兆ドルは韓国の国内総生産(GDP)の4分の3にあたる金額。エコノミストは「過酷な扱いを受け、栄養不足に苦しんでいる北朝鮮国民2500万人を韓国社会が受け入れなければならない」と説明し、主に福祉の面で費用がかかると指摘した。

一方、エコノミストは「南北統一後に韓国が得る利益も少なくない」と予想。「高齢化が進む韓国にとって、北朝鮮の若い力は新たな動力になる」と説明した。北朝鮮の出生率は2.0人(2015年基準)で、韓国(1.2人)の約2倍。また、「世界で4番目に大きい北朝鮮軍を解体すれば、1700万人の労働人口が社会に出ることになる」とし、「韓国の労働人口3600万人と合わされば、人口問題の解決につながる」と指摘した。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「北朝鮮と統一しなければ、韓国はこれ以上成長できない」
「日本、米国、中国、ロシアが黙っているはずがない」

「統一しない際にかかる費用の方が大きい」
「韓国が統一により得られるものは多い」

「費用も問題だが、まずは治安問題に悩まされそう」
「平和統一が実現すれば、韓国はものすごいパワーアップを遂げるだろう」

「北朝鮮の核がいつ飛んでくるか分からない状況なのに、統一のことなど考えている場合じゃない。それよりも朝鮮半島の運命を心配した方がいい」
「統一したら、韓国国民は税金の支払いに人生を捧げることになる。実質的な恩恵はない。統一は一部の上位層のためのもの」(翻訳・編集/堂本)