中国メディア・捜狐は12日「日本人の目には、中国各地の様子はこんな風に映っている」とする記事を掲載した。記事は「日本人の目に映る中国と、中国人が認識している中国では何が違うだろうか」と提起したうえで、中国を旅行した日本人が撮影した中国各地の写真を紹介している。(イメージ写真提供:(C)whaihs/123RF)

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 中国メディア・捜狐は12日「日本人の目には、中国各地の様子はこんな風に映っている」とする記事を掲載した。記事は「日本人の目に映る中国と、中国人が認識している中国では何が違うだろうか」と提起したうえで、中国を旅行した日本人が撮影した中国各地の写真を紹介している。

 最初に紹介したのは、河北省懐来県で撮影された「ひなたぼっこする老人と犬」だ。レンガや土壁の古い街並みに静かにたたずむ2人おじいさんと、そのすぐそばでくつろぐ犬。時の流れを忘れさせてくれるような、ゆったりとした気分になれる1枚だ。同時に、「なんとなく中国っぽい」という印象も抱かせるから不思議である。

 続いて紹介されたのは、新疆ウイグル自治区カシュガル市で撮影された3人の子どもの写真。カメラに対して3人とも屈託のない表情を見せている。写真撮影のお願いに対して全く警戒心を抱くことなく、笑顔を浮かべながら快諾してくれたという。

 その次は、山東省青島市で撮影されたという、寒空のもと外で卓を囲んでトランプに興ずる人々の写真だ。今でも中国各地で当たり前のように見られるこの風景、中国人にとってはまさに「当たり前」であって撮影の対象になること自体が不思議かもしれない。しかし、日本人にとっては屋外でトランプやマージャンに興ずる光景は、奇妙であり面白いのだ。

 記事はこのほか、四川省甘孜チベット族自治州にあるチベット寺院で撮影されたチベット族の親子の写真、雲南省建水県の「人民広場」でマイクを持ち声高らかに歌う中年男女2人組の写真などを紹介している。

 紹介された写真は、1枚を除いて高層ビルなど都会の風景が全く写っていない。いずれも「古き良き中国」の世界を切り取ったような写真だ。急速な経済発展や都市化、近代化がクローズアップされがちな中国だが、いまだにゆったりとした時間の流れの場所は存在する。そして、日本人をはじめとする多くの外国人が「ああ中国だな」と感じ、愛するのは、そのような場所や風景なのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)whaihs/123RF)