地上8階、地下1階の枚方T-SITEは京阪・枚方市駅の南口にオープン

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大阪北部のベッドタウン、枚方市の京阪・枚方市駅前に、蔦屋書店を核とした新商業施設「枚方T-SITE」が5月16日にオープンした。T-SITEは、東京・代官山に1号店、神奈川・湘南には2号店があり、3号店の枚方は、地上8階と地下1階からなる国内最大級の規模となる。

【写真を見る】関西初進出のアイス専門店PALETASが1階の食マルシェに登場

“蔦屋書店の発祥は枚方”というのは、周知のとおり。“TSUTAYAの本店は枚方”と、大半の枚方市民が口をそろえて自慢するほど、市民の愛着も国内最大級だ。

その発祥の地に誕生した枚方T-SITEは、“上質な日常を届けるライフスタイルデパートメント”がテーマ。書籍、音楽、グルメ、キッズ向け施設など、約30ものショップが入り、親子3世代で楽しめるフロア構成となっている。

■ 1階は関西初進出のアイス店などが並ぶ食マルシェ

代官山 蔦屋書店よりも多い、約8000冊という日本一の“食の本”をそろえた1階は、関西初進出となるアイス専門店PALETASをはじめ、行列ができるパンケーキ専門店gramや、大阪のブドウで作った自家製ワインを提供するフジマル食堂などが入る食マルシェとなっている。中でも、朝7時からオープンするベーカリーのTHE GROUNDS BAKERは、枚方で生産された“れんげ米”の米粉を使用した食パンを販売するなど、地産地消にこだわっているのも枚方ならではの特徴だ。

■ 2階はTSUTAYAの本店が入るエンタメ空間!

音楽や映像のレンタルと販売を行う、TSUTAYA枚方駅前本店が移転した2階。CDのレンタルでは、音楽ジャンルの歴史が学べるディスプレイを行うなど、随所に遊び心を感じさせる。また、レコードなどのアナログ音源も取りそろえるなど、マニアな音楽ファンも楽しめるコーナーを用意。さらに、枚方初となるAppleのフルサービスを行う総合ショップが入るなど、パワーアップしたTSUTAYAの“本店”を楽しむことができる。

■ 3階はコーヒーを飲みながら本が読める蔦屋書店

3階は、約3000冊のアート関連の本を取り扱うなど、枚方エリア最大の在庫数を誇る、枚方 蔦屋書店(1階と5階にも入る)のメインフロア。スターバックスコーヒーが同フロアに入るので、どの席でもコーヒーを飲みながら本を読むことができるのも魅力。また、高級万年筆などのおしゃれなステーショナリーもそろっている。

■ 4階は雑貨マルシェが入る大人の女性が喜ぶ空間

4階は、常時15店以上が軒を連ねる雑貨マルシェがある他、ネイルとヘアケアが同時にできるビューティーサロンやコスメショップもある、大人の女性が心地いいフロア。また、高さ7mの本棚に囲まれた吹き抜けの空間では、京都の老舗ロースター、小川珈琲のコーヒーを飲みながら、ゆっくりと過ごすこともできる。

■ 5階は室内遊具もあるママとキッズのフロア

ボーネルンドが全体をプロデュースした5階は、湘南T-SITEでも人気のドイツの職人が手掛けたすべり台など、子供たちが遊べる無料の室内遊具がそろう。また、遊びを通じて子供の生きる力を育む0〜3歳の遊び場、ボーネルンド トット ガーデン(有料)も楽しめる。その他にも約2000冊の絵本を取りそろえる蔦屋書店、英会話スクールのイーオンやキッズファッションなどショップも充実。

■ 8階は全店テラス席のある眺望レストラン

8階は和洋中の3つのレストランが入ったフロア。小龍包の名店の京鼎楼に、豆腐と湯葉の梅の花の新業態であるTSUMUGI by 梅の花、そしてイタリアンのMEAL TOGETHER ROOF TERRACEが並ぶ。全ての店にテラス席が用意されていて、枚方の風景を眺めながらの食事も楽しめる。

枚方T-SITEは、朝は7時(一部フロア)から、夜は深夜の25時(一部フロア)までオープンしているので、あらゆるシーンで使える。また、7月には地下1階に、生鮮食品を扱うフードマーケットもオープン予定。

ぜひ、枚方市駅前に足を運んで、国内最大規模のライフスタイルデパートメントを体感してみよう!【関西ウォーカー】