日本独自の自動車規格である「軽自動車」。1998年に排気量660cc、長さ3.40メートル、幅1.48メートルという現在の規格が定められ、各メーカーが小回りの良さ、燃費の良さなどを売りに様々な製品を開発、販売している。中国メディア・新浪は13日、この軽自動車が実は中国に極めてピッタリなのではないかとする文章を掲載した。(イメージ写真提供:(C)Hirotaka Ihara/123RF)

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 日本独自の自動車規格である「軽自動車」。1998年に排気量660cc、長さ3.40メートル、幅1.48メートルという現在の規格が定められ、各メーカーが小回りの良さ、燃費の良さなどを売りに様々な製品を開発、販売している。中国メディア・新浪は13日、この軽自動車が実は中国に極めてピッタリなのではないかとする文章を掲載した。

 文章は、軽自動車が「入門クラス」のミニサイズカーではなく、デザインから技術、装備までしっかり考えられており、然るべきものはみな備えられていると紹介。それゆえ価格も登録車であるコンパクトカーと大差ない状況であると説明した。

 また、軽自動車が存在する大きな理由として、日本は国土が狭く資源が限られた国であることを挙げている。軽自動車が持つ機敏性や小回りのよさ、省エネ、利便性などから、政策的な支援とともに消費者からも歓迎されているとした。

 そのうえで文章は、軽自動車の特性をよくよく考えれば「中国に極めてマッチしている」との考えに至ったことを紹介。例えば上海の街を走る自動車の半分が軽自動車になれば、「内側環状線に少なくともあと30%程度の自動車が入れるようになる」、「駐車場にも無数の小型駐車スペースを確保することができる」とした。また、「多くの世帯が1-2人で乗る通勤利用。軽自動車で十分だし、燃料代の節約になる」といったメリットも挙げている。

 しかし、実際はそう上手く行かなさそうだと文章は指摘している。コンパクトで経済的な軽自動車の概念が、メンツを気にする中国人にそう簡単には受け入れられないからだという。それは、自動車というアイテムが今もなお中国人にとってはステータスシンボル的な意味を強く持っていることを示すものと言える。将来、自動車が純粋に移動手段として認識されるような時代が来れば、もしかしたら日本の軽自動車のようなコンパクトサイズの自動車が上海や北京などの大都市で普及し始めるかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)Hirotaka Ihara/123RF)