克服の道を見つけるには?「モラハラについて」知っておくべきこと5つ

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人間、うっかり失言をして誰かの心を傷つけてしまうこともありますよね。でも、親や夫が、あなたに向かって傷つくような言葉や行動をしてくる、なんてことはありませんか?

そんなとき、あなたは「私が至らないから悪いんだわ」、「私のせいで●●を怒らせてしまう」などと思っていないでしょうか?

芸能人の離婚でも取り沙汰されることも多い“モラハラ”は、目に見えないだけになかなか気づかれにくいそうです。今回は、『WooRis』の過去記事や、海外の健康・医療系情報サイト『Prevention』の記事を参考に、モラハラについて知っておくべき事実5つをご紹介しましょう!

 

■1:一見暴言とは判断しにくい場合も

「モラハラ!?  でも怒鳴られたわけじゃないし」と思うかもしれませんが、米国の心理学者によると、モラハラは必ずしも相手が激昂したり、怒鳴ったり、物に当たったり……と、分かりやすい形で表れるわけではないとか。

小さなことでチクチクと批判したり、相手をコントロールしようとしたりする言葉や行動も立派なモラハラに入るそうです。

だから、掃除をしたのに小さな汚れまで指摘して「1日中何やってんだよ」、料理をしても「塩分が足りない」、「料理も満足にできないのか?」などという発言が多いときも注意してください。

また、過去記事「エッ…まさか私も!? 知らない間に“モラハラ”を受けているサイン4つ」でお伝えしたように、被害者が“精神的DVを受けている”となかなか気づかないのは、加害者が被害者の感覚をコントロールしている場合もあるからだそうです。

 

■2:“人間関係はそういうもの”と思う被害者が多い

心理学者によると、過去に親や恋人などからモラハラを受けていた場合、自分の中で「人間関係はこういうもの」「人は怒るとこんな行動をするのが普通」という既成概念ができあがっている可能性があるそうです。

そして、「彼はただ頭がカッとしただけなんだわ」「優しいときもある人だし」という風に相手の行動や言動を、被害者である自分が正当化をしてしまい、相手のモラハラがうやむやになってしまうことも多いそうなのです。

「結婚って葛藤が多いものなんだわ」などと思っているあなた、要注意信号かもしれません!

 

■3:歴史は繰り返す

前述したように、親に幼児期から言葉や肉体的な虐待を受けていた場合、それがあなた自身の中で“人間関係や愛情の形”という風にプログラムされている可能性があるそうです。

米国の心理学者によると、幼児期に虐待・モラハラなどの被害を受けた人は、そんなプログラムによる土台ができているため、大人になってもそのような関係を繰り返してしまうことが多いそうなのです。

「私は、なぜいつも暴力的な関係ばかり引き寄せてしまうのか……」と悩む人は、一度自分の家庭環境を振り返ったり、セラピストなどに相談してみたりして、過去のトラウマを解決する手段を探してみることをお勧めします。

 

■4:加害者の心には深い問題がある

優しいと思っていた彼や夫が突然暴言を吐きビックリ……という経験を持つ人も多いはず。一度で終わればよいのですが、パターン化してそんな状況が定期的に起こっている場合は、精神的虐待といえる可能性も大いにあります。

「でも彼は悪い人じゃない」と弁護したくなることもあるでしょうが、本当に相手が悪人であるという場合は少なく、加害者も心に深い問題を抱えている場合が多いそうです。

心理学者によると、虐待やモラハラの被害者が加害者になってしまうこともあるそうです。また、加害者はうつや精神障害の症状を抱えている場合も多いとか。

加害者は自分の行為が「悪かった」と認識できないわけではないそうですが、それを正して愛情ある関係を築く方法を知らない場合が多いそうです。

だからといって、あなたが加害者のトラウマを癒す義務があるわけではないこともお忘れなく!

 

■5:モラハラや虐待の被害は克服できる

親から罵詈雑言を浴びせられて育ったり、パートナーにモラハラを受けたりした経験は、心に深い傷を残しますね。しかし心理学者によると、だからといって「私は一生、こんな関係の中で生きていく運命なんだわ」ということはないでそうです。

自分で自分を見つめなおしたり、セラピストと話したりすることでも克服の道が開けるかもしれません。或いは、友人や恋人が誠実さや心の広さを示してくれたり、愛情表現をしてくれたりすることで、新しい人間関係のパターンを学ぶことも可能だそうですので、絶望してはいけません。

 

以上、心理学者が指摘する、被害者が気づきにくい“モラハラについて知るべきこと”をご紹介しましたが、いかがでしたか?

前述の過去記事でもご紹介しましたが、心理学者によると、精神的DVを解決するためには、加害者が“誰かを攻撃することでパワーを感じる”サイクルを破ることにあるそうです。

パートナーと話し合える場合は、まず歩み寄る努力をしたり、2人でカウンセリングを受けたりするのも解決につながる方法です。しかし、パートナーが話し合いを拒否する場合は、自分ですぐに判断せずに、信頼できる第三者の意見を聞いたり、支援団体に相談してみてはいかがでしょうか?

(ライター 相馬佳)

 

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【参考】

※ Are You the Victim of Verbal Abuse Without Even Realizing It? 10 Things You Need to Know - Prevention

 

【画像】

※ Tatyana Dzemileva / Shutterstock