13日、中国のインターネット上にこのほど、「実録 日本の地下鉄:日本人の素養は本当にそれほど高いのか」と題するブログが掲載された。写真は日本。

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2016年5月13日、中国のインターネット上にこのほど、「実録 日本の地下鉄:日本人の素養は本当にそれほど高いのか」と題するブログが掲載された。

先日、北海道を訪れたという筆者は、中国で「日本人の素養は高く、日中には30年の差がある」などと言われていることについて、「日本人の素養は本当に噂されているほど高いのか」「日本と中国の差はどれほどあるのか」をテーマに、日本の地下鉄を観察してみたという。

まず、日本の改札について。記事は、日本の改札のフラップが平時は開いている場合が多く、切符やICカードをかざさずに通ろうとした場合だけ閉まるようになっていると紹介。中国の改札のフラップ(または回転バー)は常に閉まっていて、ICカードをかざした場合にのみ開くようになっているケースが多い。そのため、「フラップが開いたり閉じたりすることなく、スーツケースを引いて通る時には非常に便利」と評価している。

次に、ホームドアについて。中国では、地下鉄の駅を新設すると同時にホームドアを設置することが多い。記事は「日本の地下鉄が整備された時期は中国よりも古いため、ホームドアは比較的少ない」としている。また、ホームドアに掲示されている「乗り換え・出口案内」には、「とても感服した」と舌を巻く。何号車に乗れば、目的の駅の階段やエレベーターの近くで降りられるかがわかるものだ。

さらに、「細かい時刻表があり、運行時間が正確なこと」や「『降りる人が先、乗る人が後』という乗車マナーがきちんと守られていて、座席を奪い合うこともないこと」、「座席は中国のようなプラスチックやステンレス製ではなく、柔らかいソファータイプであること」、「車内の吊革の高さが異なっていて、乗客に配慮していること」、「車内は静かで、携帯電話での通話を禁止していること」などを好意的に紹介している。

最後に、「日本の公共交通機関の利用客のことを考えたサービスと、乗客の文明的な行動は深く印象に残った。これには恐れ入ったと言うしかない」とする一方、「最近では中国の沿岸部の若者、特に80〜90年代生まれの人たちのマナー向上は目を見張るものがあり、日本人とそれほど大きな差はないと感じる。『日中の差が30年』というのは、おそらく国内の格差や、高齢者の行動も加味しているのだろう。中国人全体の素養の向上も、そう遠くはないと思う」としている。(翻訳・編集/北田)