現代の日本人の病気とのつきあい方はこれまでの「治療」から「予防」へと変化しつつある。病気になってから治療するよりも、病気にならないよう心がけるというものだが、これは「成功者」と呼ばれる中国の富裕層にとっても同様だ。(イメージ写真提供:123RF)

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 現代の日本人の病気とのつきあい方はこれまでの「治療」から「予防」へと変化しつつある。病気になってから治療するよりも、病気にならないよう心がけるというものだが、これは「成功者」と呼ばれる中国の富裕層にとっても同様だ。

 中国メディアの東方網は14日、中国の成功者たちは「日本への医療観光を心から望んでいる」と伝え、中国の成功者たちのこの願いを「傾情」という単語を用いて表現している。

 中国語の「傾ける」という漢字には、コップを傾けるというよりひっくり返して中の水を全部注ぎだすというニュアンスがある。つまり記事が伝えたいのは、もし中国の成功者たちに中国と日本の医療を選ばせる機会を100回与えたとしたら、彼らは間違いなく100回すべてで日本の医療を選択するということだ。

 記事は中国の成功者たちが中国での医療ではなく、日本での治療を優先して選ぶ理由の1つとして、「日中の医療スタッフの技術レベルの差」を挙げている。例えば最先端の医療機器である手術支援ロボットについて、機器を操作する医師の経験や技術によって手術の成果は「明らかに異なる」と説明。日本は中国に比べて医師の技術レベルが高く、臨床経験も豊富であり、手術の成果は中国に比べて明らかに優れているという見方を記事は示した。

 さらに別の理由として、中国において患者は「まな板の鯉」のように、医師のされるがままにならざるを得ないが、日本ではその心配がないと指摘。日本の医療機関は費用や処置内容すべてにおいて「最大の透明度を実現している」と絶賛。例えば、患者は自分のどの血管が細くなっているかという点さえ把握できると指摘し、日本では患者が費用や手術内容を非常にクリアに把握できるという点を絶賛している。

 また別の理由として、日本で医療サービスを受けた場合は検査から手術そして退院に至るまでの期間が短いという点も記事は称賛している。日本政府が医療滞在ビザを発給していることもあり、これら複数の理由によって中国の成功者たちは「日本への医療観光に傾情している」と論じている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)