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『アイドルマスター SideM』のCD「THE IDOLM@STER SideM ST@RTING LINE 0910」発売記念イベントが2016年5月15日、都内某所で行われ、ユニット「神速一魂」より紅井朱雀役の益山武明、黒野玄武役の深町寿成、ユニット「Cafe Parade」より神谷幸広役の狩野翔、東雲荘一郎役の天粼滉平、アスラン=ベルゼビュートII世役の古川慎、卯月巻緒役の児玉卓也、水嶋咲役の小林大紀、さらにMCとして桜庭薫役の内田雄馬が登場した。

同イベントは『アイドルマスター SideM』に登場する各ユニットをフィーチャーした「ST@RTING LINE -09 神速一魂」「ST@RTING LINE -10 Cafe Parade」購入者を対象にしたリリースイベント。両ユニットメンバーにとっては本作での初イベントで、今回は昼の部の内容を紹介しよう。

プロデューサー(プレイヤー)のことを番長さんと慕う漢のユニット「神速一魂」と、外見は美少女メイドにしか見えない水嶋咲、強烈な厨二病的キャラのアスランといった男性人気も高いタレントを揃えた「Cafe Parade」という組み合わせなこともあってか、会場は今までのリリイベに比べるとやや男性Pが多いだろうか。開演前にカフェパレの楽曲が流れたとき、黄色い歓声が起こるのではなく、大勢の女性の声が抑えたトーンで丁寧にコールをおさらいしている感じがちょっと新鮮な雰囲気だった。

個人的にこの日のステージで大きなインパクトを感じたのが「神速一魂」、特に益山武明のパフォーマンスだった。龍の刺繍をほどこした衣裳の着こなしも良かったが、それ以上に朱雀らしさをかもしだしていたのが彼の表情と、鍛え上げた肉体の説得力だ。一年前に仲村宗悟のダンスを初めて見たときは、肉体の厚さと動きの重厚さに男性アイドルならではの魅力を感じたが、益山は身体能力を動きのキレに注いでいる感じ。衣裳をバッとひるがえして振り返るアクションの鋭さや、拳を突き出すような振りがおそろしく絵になる。

トークコーナーの「だっこスイーツレポート対決」(メンバー同士でお姫様抱っこをして、スイーツを食べさせてもらった感想を食レポするという謎の企画コーナー)で「神速一魂」の2人が上着を脱ぐと、鍛え上げた肉体にそれだけで歓声が上がったほどだ。益山が、こちらも引き締まった肉体の持ち主である深町を軽々と抱き上げると、深町は「初めてのお姫様だっこ、不思議な気持ちになりますね。ケーキはおいしいです」と恥じらいながら一言。対決内容は「かわいさ勝負」であるにも関わらず、会場はかわいいが本職の咲役の小林よりもこちらの2人に圧勝の評価(手拍子)で、よくわかってる感じの会場だった。

カフェパレは、「Cafe Parade!」の歌い出しの咲役・小林のソロでいきなり全部持って行かれた感じ。楽曲の中に5人の色とりどりの個性が散りばめられていて、一曲が終わるとエンターテイメントショーを一幕見終わったような気持ちになる。だがイベント、特にトークが進んでいくと明らかになっていくが、カフェパレの5人はとにかく自由! 小林は隙あらばかわいいアピールをしているし、児玉をふと見ると舞台の端でひたすらスイーツをつまみ食いしたりしている。そこでまとめるのがリーダー・狩野の役割かと思えば、誰よりもステージで遊びたがるのがリーダーだったりする。両ユニットが入り乱れて勢いでハイタッチをかわしあったり、記念撮影風にぐちゃっとなったりと、MCの内田も苦笑いだ。そんなときにいい仕事をするのが実は古川。古川は基本的にニカッと笑いながら一緒になって騒いでいるのだが、これ以上トークが散らかると空気がだれるかな、というタイミングになると、必ず古川がリーダーにツッコんだり、さらっと進行を促したり、言い忘れをフォローしたりしている。実は仕事ができる良きお兄さんという感じだ。

今日の二組は、曲間MCではお互いのユニット曲中舞台裏で盛り上がっていた話をするし、ちょっとしたことではしゃいで笑いあったりと、とにかく仲が良さそうなのが印象的だ。その印象が特に強かったのが、締めに全員で歌った「DRIVE A LIVE」。これまで全てのリリイベの締めで歌い継がれてきた全員曲だが、2人ユニットと5人ユニットという組み合わせはややアンバランスで、一番はユニットAがフロント、二番はユニットBがフロントに出て、数が少ない方にMCが入るという定番構成は使えない。どうするのかな……と思いきや、一番で最前列に出たのはカフェパレから古川、MCとして参戦のドラスタ・内田のダブルフロント! 単にユニットバランスを取るだけなら意外な組み合わせだが、この絵を見た瞬間、ものすごくしっくりきた。古川のダンスはちょっと芝居がかった大仰さやタメの多さがメリハリを生んでいてとても絵になるのだが、このダンスを見て真っ先に似た空気を感じたのが今日のMCである内田。ユニットどうこうではなく、今日の8人全員で歌うのに一番絵になるフォーメーションは? と考えると、たぶんセンター前列に内田と古川、後列に神速一魂の2人を置いて一番二番で入れ替え、両サイドでは児玉と小林が華やかに見せるこの形が一番しっくり来る。今回はMC役としてこの一曲のみ参加の内田だが、今日は身のこなしが一際軽く、キレッキレのパフォーマンスだった。

ラストのMCでは天粼が会場を忘れられない景色と表現したが、いかに会場のプロデューサーたちの熱さと笑顔が力になったかを口々に語る8人だった。小林は前夜、今日に向けてダンスを合わせたいと話して、カフェパレメンバー全員が集まってくれたことを明かすと、「このメンバーに巡り会えて本当に良かったです!」と思いを込めて語っていた。ラストはおなじみとなった「アイマスですよ、アイマス!」の叫びで、あっという間のイベントは締めくくられた。

○「THE IDOLM@STER SideM ST@RTING LINE」0910 発売記念イベント - セットリスト

M-01 : Cafe Parade! / Cafe Parade
M-02 : バーニン・クールで輝いて / 神速一魂
M-03 : オレたちの最強伝説〜一世一代、破羅駄威棲! / 神速一魂
M-04 : A La Carte FREEDOM♪ / Cafe Parade
M-05 : DRIVE A LIVE / 全員

(中里キリ)