中国メディアの中華網はこのほど、日本人ジャーナリストの見解をもとにした日中関係の改善に役立つ記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディアの中華網はこのほど、日本人ジャーナリストの見解をもとにした日中関係の改善に役立つ記事を掲載した。

 記事は日本人ジャーナリストが中国語で出版した書籍に言及、この本を出版した動機は日中関係改善への貢献にあると説明している。記事が引用した日本人ジャーナリストの見解によれば、「相手には自分と異なる個性があるという前提」があれば、その前提がない場合と違って齟齬が生じた時に相手を理解する努力を払うことができる。

 例えば記事はセクシー女優と社会との関係における日中の相違についての見解を紹介。2012年1月に蒼井そらさんが中国のあるネット企業の年次総会に出席、その席で企業のリーダーと抱擁を交わしたことをきっかけに、「中国でますます多くのセクシー女優がイメージキャラクターとして活動するようになっている」と記事は説明。
 
 記事によればこれに対して、日本の場合もセクシー女優がCMに出演することはあるが「依然としてタブー視する傾向がある」と説明。記事はこれに対して「日本は中国ほど性に対して寛容ではない」と指摘した。

 ここで重要なのは、セクシー女優と社会との関係における日中の状況のどちらが正しいかということではなく、相手の考え方に理解を示すということだ。この場合に中国人に期待するのは、日本には社会道徳上の良識としてグレーゾーンと見る態度が存在することを認め、そういう考え方もあるかもしれないと日本の見方を尊重することだろう。

 つまり「日本は中国ほど性に対して寛容ではない」と感じたときに、なぜ日本はそうなのか、どんな社会道徳上の良識が働いているのかを一歩踏み込んで考察するなら、これは日本の個性であって欠点ではないということを良く知ることができる。結果として偏見や誤解が生じるのを防ぐことができるだろう。こうした態度で様々な分野における日中の違いを考察することは、間違いなく日中関係の改善に役立つといえるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)